架空の大衆演劇の一座が集結する演劇の祭典「池袋サンシャイン座長フェスティバル」が、2025年2月21日(金)に開幕した。企画構成・総合演出の小林顕作、演出の加古臨王が織りなす異色のフェスティバルに、5名の俳優が日替わりで「座長」として登場する。
「池袋サンシャイン座長フェスティバル」5名の座長が登場!
座長を務めるのは、新木宏典、七海ひろき、仲田博喜、藤田玲、spiの5名。また、座員として飯野雅彦、大久保祥太郎、佐川大樹、佐久本歩夢、中村哲人、永島敬三。座員見習いとして彩田栄美、真田うるは、鈴木美那実、山本望が全公演に出演する。
内容は、時代劇と西部劇の2本立ての短編作品に加え、クイズコーナーやスマホ撮影OKな座長独り占めコーナーなど、観客と一緒に楽しめる構成で、終演後は一座による送り出しもあるなど盛りだくさんな企画となっている。
初日公演の座長を務めた新木宏典は「今作は座長が日替わりになっている作品です。どの座長にも対応するための事前準備をされたカンパニーの皆様の努力は、とんでもないものだったと思います。カンパニーの皆様には頭が上がりません。感謝を芝居を通してお返ししたいと考えています。また、自分の中にある『座長の理想像』とは違うので、別世界を体験させていただけそうです。これは役者をやっていると味わえる面白味です。この作品で味わえることは、どんな味がするのでしょうか。一日限りの一発勝負。しっかり味わって、カンパニー、そして客席の皆様と特別な時間を共有したいと考えています」とコメントを寄せた。
殺陣あり、歌あり、踊りあり、笑いあり、涙あり!?アドリブ満載の一期一会が待っている。なお、各回開場時間より当日券が会場窓口にて発売されるとのこと。
「池袋サンシャイン座長フェスティバル」はいつどこで上演される?
2月21日(金)18:00公演 クレソン座 座長:新木宏典
2月22日(土)18:00公演 ルッコラ座 座長:七海ひろき
2月23日(日)18:00公演 パセリ座 座長:仲田博喜
2月24日(月・祝)18:00公演 ニラ座 座長:藤田玲
3月1日(土)17:00公演 パセリ座 座長:仲田博喜
3月2日(日)17:00公演 チンゲン座 座長:spi
サンシャイン劇場
【構成】
1部:時代劇「堂々めぐりの人斬り狼」
2部:お楽しみ☆クイズコーナー
3部:座長独り占めコーナー(スマホ撮影OK)
4部:西部劇「西部のハリーはあばれ馬」
終演後:座長・座員一同による送り出し
【演劇パートあらすじ】
『堂々めぐりの人斬り狼』
時は幕末。江戸の片隅にある団子茶屋。 茶屋の娘・お絹ちゃんと淹れるお茶と、おやっさんが作る草団子が評判で、町人たちが集まり平和な日常が流れている。しかし、最近江戸に広まった噂が町を騒がせていた。「無差別に人を斬る侍がいる!」「人斬り狼って名前がついているらしい!」そこにふらりと現れる、流浪人の茶太郎(座長)。様々な事件に巻き込まれて・・・!?
『西部のハリーはあばれ馬』
開拓期、アメリカ西部、オートランドの酒場。この無法地帯には荒くれ者が集まっていた――。そこへ馬に乗って現れるオートランドの英雄・ハリー(座長)!そんなハリーに喧嘩を売る町の荒くれ者バッファローキッド。ハリーとバッファローキッドの激闘が始まる!! 果たしてハリーは勝てるのか?熾烈な争いの勝敗の行方は・・・。
【公式サイト】https://zachofes.com/
【公式X(Twitter)】@zachofes