ミュージカル『昭和元禄落語心中』追加キャストに黒羽麻璃央、中村梅雀

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ミュージカル『昭和元禄落語心中』

2025年2月よりミュージカル『昭和元禄落語心中』が上演されるが、このほどメインビジュアルと追加キャストが公開された。

目次

ミュージカル『昭和元禄落語⼼中』とは

落語界を舞台に、芸に生きる人々の葛藤と愛憎を描いた雲田はるこの漫画「昭和元禄落語心中」を初ミュージカル化した作品。日本発の和物オリジナルミュージカルである。

原作は第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」、第21回「手塚治虫文化賞新生賞」を受賞。

昭和最後の大名人・有楽亭八雲に、押しかけ弟子入り志願した元チンピラ・与太郎。内弟子など一切取らぬはずの八雲が、何のきまぐれか与太郎を受け入れることに・・・。

そこから始まる、夭逝した伝説の天才落語家・助六と、彼の影を追いながら一人落語界に残された八雲の、知られざる因縁噺とは――!?

昭和の落語界を舞台に、噺家の愛おしき素顔と業を描いた傑作として知られている。

ミュージカル『昭和元禄落語⼼中』キャストは?

ミュージカル『昭和元禄落語⼼中』追加キャストに黒羽麻璃央、中村梅雀も

天才肌で豪快な助六、努力家で繊細な菊比古(八雲)。固い友情で結ばれる二人の落語家を山崎育三郎古川雄大が、彼らと懇意になる芸者・みよ吉役を明日海りおが演じる。なお山崎は企画としても本作に携わる。

また、今回新たに、与太郎役の黒羽麻璃央、師匠(七代目八雲)役の中村梅雀の出演が決定。

黒羽演じる与太郎は、八雲の隠された過去を知ることとなる重要な役どころ。一方の師匠は、若き日の助六と菊比古(八雲)がその門下に入る七代目八雲で、みよ吉とも縁のあった人物である。

今回発表になったメインビジュアルは、助六、菊比古(八雲)、みよ吉の3人の想いが複雑に絡み合う、まるで劇中の一場面のような臨場感に満ちたものとなった。

3人がミュージカルで和装姿を披露するのはこれが初(明日海は宝塚歌劇団退団後)とのこと。

ミュージカル『昭和元禄落語⼼中』コメント

山崎育三郎(助六役):追加キャストについて

今回新たに、信頼する役者の皆さんの出演が決定して嬉しく思います。
与太郎役の黒羽麻璃央は『エリザベート』ルキーニ役に通ずる、お客様との架け橋になる与太郎を演じます。

麻璃央は端正な顔立ちで、正統派なイメージがありますが、情熱的で漢気がある役者です。作品の要となる与太郎をどんな風に演じるか今から楽しみにしています。

師匠(七代目八雲)役の中村梅雀さんは、ドラマ『イチケイのカラス』で共演させていただいてますが、舞台では初共演です。作品に向き合う時の姿勢、役者としても、音楽家としても、とても魅力的で、尊敬する大先輩です。

今回は、日本物、和物なので、梅雀さんから沢山学びたいと思います。素晴らしいキャストと作り上げる日本オリジナルミュージカル『昭和元禄落語心中』ぜひご期待ください。

明日海りお(みよ吉役):ビジュアル撮影を終えて

素敵なお着物を着させていただいての撮影。和装ならではの、みよ吉らしい艶っぽさが出せたら…と思いながらカメラの前に立たせていただきました。

何かを守りつつ、一人で生きている女性の役が多かったこともあり、みよ吉のマインドで撮影に挑むのは、あらためて新鮮に感じました。

いよいよ『昭和元禄落語心中』が始まるのだ…という高揚感をたっぷり味わいましたので、山崎さん、古川さんはじめ、皆様との稽古が待ち遠しいです。
ぜひお楽しみになさってください!

古川雄大(菊比古役):ビジュアル撮影を終えて

落語×ミュージカルという一見相反するモノですが、それが今回融合することになり、出演者の僕も今からワクワクしています。

素晴らしい原作があり、演出の小池修一郎先生の元で一からどのように組み立て、形にされていくのかと思うと楽しみで仕方ありません。

先日、ビジュアル撮影をさせていただきました。ドラマ版に出演されていた山崎育三郎さんはもうすでに佇まいが助六になっておられてさすがの存在感でしたし、また明日海りおさんの和装姿がとても素敵で圧倒されました。僕自身も衣裳を纏い、皆さんに作り上げてもらった八雲の姿に感動しました。

スタッフの皆様の愛情が込められたこの現場で、しっかりと役と向き合い構築して、作品の一部になれるように努めます。
皆様、応援よろしくお願いします!

黒羽麻璃央(与太郎役):出演に向けて

ミュージカル『昭和元禄落語心中』与太郎役で出演させていただきます。黒羽麻璃央です。

お声がけいただきまして大変嬉しい気持ちと同時に、大尊敬する先輩方、いつも大変お世話になっております小池先生、素敵なスタッフの方々と一緒に日本オリジナル作品を作れること。

そして何よりも僕自身未だ経験したことのない落語の世界で、お芝居を通して生きられることが、幸せな気持ちでいっぱいです。

沢山稽古場で悩みながらも役を楽しみながら、皆様に最高の作品を届けられるよう精進いたします。
「落語×ミュージカル」という新ジャンル。どんな感じになるんでしょうね。
今から僕自身ワクワクが止まりません。皆様もぜひ楽しみにしていてください。

中村梅雀(師匠・七代目八雲役):出演に向けて

原作を知らずにNHKのドラマを拝見しました。人生の岐路に立った人間に光を与えるような、素晴らしい言葉がちりばめられた台詞。興味をそそる展開。名跡という存在の重さ、それに関わる様々な人間模様の描き方に、説得力を感じました。

そして、落語家という難役に立ち向かう出演者の皆さんの気迫。とても感銘を受けました。それがミュージカルになるなんてワクワクします。しかも、私は落語家の役は初体験なのでとても楽しみです。

誇りを持ちつつも苦悩し、守るべきものに命をかける人間の生き様をどう演じるか。良いチームワークの一員になれるよう、がんばります。よろしくお願いいたします。

ミュージカル『昭和元禄落語心中』

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