新たな試みから約2年の時を経て、新作歌舞伎『刀剣乱舞』の第2弾上演が決定した。今回は、東京公演だけでなく、全国3都市を巡演する。
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新作歌舞伎『刀剣乱舞』第2弾もオリジナルストーリーで
新作歌舞伎『刀剣乱舞』は、ゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」を原案に、1565年に起こった「永禄の変」を題材にしたオリジナルストーリーとして、2023年7月に「月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)』の外題で初演された。
これまでストレートプレイの舞台、ミュージカル、映画など様々なメディアミックスが行われてきた「刀剣乱舞」が初めて歌舞伎化されることに大きな期待が集まり、歌舞伎ならではの様式美や趣向を凝らした演出が刀剣乱舞の世界観と融合し、「月刀剣縁桐」は非常に高い評価を得た。
今回の公演も、演出を尾上菊之丞と尾上松也、脚本を松岡亮が手掛け、初演同様のスタッフ陣で新たなオリジナルストーリーを生む。初演でも注目された古典歌舞伎ならではの演出技法を取り入れながら、より一層“刀剣乱舞”と“歌舞伎”の世界の融合を目指すという。
刀剣男士をはじめとした出演者の顔ぶれや題材となる時代などについては、続報を待とう。
新作歌舞伎『刀剣乱舞』公演情報
新作歌舞伎『刀剣乱舞』は、2025年7月に東京・新橋演舞場、8月に福岡・博多座と京都・南座にて上演予定。
【公式サイト】https://kabuki-toukenranbu.jp/