2024年10月から11月にかけて、東京と大阪で『劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~』(げきそうえどがらす チャリンコかぶきぐみ)の上演が決定。井上瑞稀と橋本涼がW主演を務める。
作品の舞台は江戸・元禄時代。大坂に実在し、講釈や浄瑠璃等にも多くのインスピレーションを与えたといわれる「雁金五人男」を下敷きに、歌舞伎や浮世絵など、庶民文化が大きく花開いた“庶民が主役の時代”を生きる若者たちをダイナミックに描く。
もともとは『元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉』として2013年9月に大阪・新歌舞伎座で初演されたもので、脚本を手掛けた劇団・扉座主宰の横内謙介が、今回の上演用に舞台を江戸に置き換えブラッシュアップ。
江戸時代には存在し得ない”デコチャリ”を乗り回しながら、時代劇らしい立廻り、ダンスなども取り入れたエンターテインメント舞台に仕上げる。
井上が演じるのは、同心の手先として街の浄化作戦の任に当たる布袋数右衛門(ほていかずえもん)。橋本は、荒くれもの集団「江戸鴉」のリーダー雁金弾七(かりがねだんしち)を演じる。異なる立場で出会った二人だが、互いの力を認め、力を合わせて悪を成敗する日々を送るようになり・・・。
江戸の街を大爆走しながら世直しをしていく「江戸鴉」のメンバーには、浜中文一、押田岳、富本惣昭が決定。さらに、ヒロインとなる数右衛門の妹役の武田玲奈をはじめ、山本亨、オレノグラフィティ、山口馬木也らが出演する。
新橋演舞場・大阪松竹座 舞台『劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~』は、10月5日(土)から10月27日(日)まで東京・新橋演舞場、11月2日(土)から11月10日(日)まで大阪・大阪松竹座にて上演される。
コメント紹介
◆井上瑞稀
橋本とダブル主演を務めさせて頂くことになりました、井上瑞稀です。
1年半ぶりに歴史ある新橋演舞場の舞台に立てることを嬉しく思います。
今回は『浪花阿呆鴉』を基に、この東京の街で『劇走江戸鴉』として新たに生まれ変わります。横内さんをはじめ、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんのお力添えのもと、丁寧に作り上げていきたいと思います。
個性豊かなキャラクターたちが登場し、様々な巡り合わせで紡ぐ物語を是非劇場でお楽しみください!
◆橋本涼
この度、井上とダブル主演を務めさせて頂きます、橋本涼です。
自分は舞台でお芝居をすることがとても好きなので、このような機会を頂けたことを大変嬉しく思います。
今回は時代劇ということもあり、観に来てくださる皆さまにはその時代を覗いているかのような臨場感のある舞台をお届けしたいと思っています。
この先も語り継がれる作品になるよう、キャスト・スタッフの皆さんと力を合わせ、全力で演じます。
新橋演舞場・大阪松竹座 舞台『劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~』公演情報
<上演スケジュール>
【東京公演】2024年10月5日(土)~10月27日(日) 新橋演舞場
【大阪公演】2024年11月2日(土)~11月10日(日) 大阪松竹座
<スタッフ・キャスト>
【脚本・演出】横内謙介
【出演】
井上瑞稀、橋本涼
武田玲奈、押田岳、富本惣昭、オレノグラフィティ、山本亨、浜中文一、山口馬木也
<チケット>
【観劇料(税込)】
東京公演:1等席12,000円/2等席8,500円/3階A席5,000円/3階B席3,000円/桟敷席13,000円
大阪公演:1等席12,000円/2等席5,000円