野田秀樹率いるNODA・MAPの最新作『正三角関係』が、2024年夏に上演されることが発表された。本作で、松本潤、長澤まさみ、永山瑛太の3人が舞台初共演する。
松本潤が演じるのは花火師
松本は、野田と20年前に出会ってから、数多くのワークショップに参加しており、満を持してのNODA・MAP初参加となる。舞台への出演は蜷川幸雄演出の『あゝ荒野』以来約13年ぶり。
そして、『THE BEE』(2021年)で暴力に屈していく様を儚くも美しく演じた長澤と、『MIWA』(2013年)『逆鱗』(2016年)にも参加した永山。野田は「この作品のために生まれてきた3人」と賞する座組が実現した。
野田秀樹直筆
物語の着想を得たのは『カラマーゾフの兄弟』。19世紀ロシア文学を代表するドストエフスキーの最高傑作を入口に、野田は「日本のとある場所のとある時代の花火師の家族」、つまり「唐松族の兄弟」の新しい物語を創り上げた。
その「唐松族の兄弟」を演じるのが、松本・長澤・永山の3人。松本が長男の花火師、永山が次男の物理学者、長澤が三男の聖職者として男役を演じる。そして、三兄弟の父親役には竹中直人が決定した。
さらに、村岡希美 、池谷のぶえ、小松和重といった、いういずれも近年のNODA・MAP作品を支えてきた面々と、ＮODA・MAPに欠かせない変幻自在な17名の精鋭アンサンブルキャストが名を連ね、総勢25名のキャストがめくるめく野田ワールドを展開する。
なお、本作は日本３都市で上演後、ロンドンでも上演される。英語タイトルは『Love in Action』 。従来、日本から海外へ舞台作品を持っていく場合は「再演」のもの、すでに出来上がった作品を持っていくのが通例だが、今回は「新作」をロンドンへ持っていくという「挑戦的な海外公演」となる。
NODA・MAP第27回公演『正三角関係』公演情報
上演スケジュール
【東京公演】2024年7月11日（木）～8月25日（日） 東京芸術劇場プレイハウス
【北九州公演】2024年9月5日（木）～9月11日（日） J:COM北九州芸術劇場 大ホール
【大阪公演】2024年9月19日（木）～10月10日（木） SkyシアターMBS
スタッフ
【作・演出】野田秀樹
キャスト
【出演】
松本潤 長澤まさみ 永山瑛太
村岡希美 池谷のぶえ 小松和重
野田秀樹 竹中直人
秋山遊楽 石川詩織 兼光ほのか
菊沢将憲 久保田武人 後東ようこ
近藤彩香 白倉裕二 代田正彦
八条院蔵人 引間文佳 間瀬奈都美
的場祐太 水口早香 森田真和
吉田朋弘 李そじん
▲東京公演・北九州
6/23(日)チケット一般発売！
大阪公演9/1(日)チケット一般発売！
【料金】（全席指定・税込）
S席：12,000円／A席：8,500円／サイドシート：5,700円
※25歳以下の方はサイドシートを3,000円で購入可能
東京芸術劇場ボックスオフィス
https://www.geigeki.jp/t/
イープラス
https://eplus.jp/seisankaku/
チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/seisankaku/
公式サイト
【公式サイト】https://www.nodamap.com/seisankaku/
