2023年11月より東京と兵庫にて上演される『無駄な抵抗』より、あらすじおよび補助席・注釈付指定席（見切れ席）の発売情報が公開された。
本作は、前川知大と世田谷パブリックシアターがタッグを組んだ、4年ぶりの新作公演。テーマに、ギリシャ悲劇の大テーマでもある「運命」そして「自由意志」を据え、オイディプス王のように、世界という巨大な力「運命」に抗おうと、自らの意志を信じて生き始めた人たちを描いている。
出演は池谷のぶえ、渡邊圭祐、安井順平、浜田信也、穂志もえか、清水葉月、盛隆二、森下創、大窪人衛、松雪泰子ら。
◆あらすじ
その駅は半年前に電車が停まらなくなった。どの電車も通過するだけ。住民は困惑しながらも、隣の駅まで行くなり、他の交通手段を使うなりして日常を守っていた。駅ビルは寂れ、駅前の広場は活気を失った。
占い師として活躍していた桜（松雪泰子）は地元に戻ってカウンセラーとして再出発する。クライアントとして現れたのは、同級生の芽衣（池谷のぶえ）だった。
芽衣は、かつて桜に言われた言葉に強く影響を受けていた。その言葉が自分の性格と人生を決定づけ、苦しんでいると言う。あれは予言であり、呪いだったと。
駅前広場で始まる対話は、次第に芽衣を取り巻く奇妙な運命を明らかにしていく。
幼い頃の父の態度、叔父との関係、予言を避けるためにした選択、母の残した手紙、芽衣の入れ込むホストの出生の秘密。叔父が探偵まで雇い、芽衣を監視していたこと。
二人は、芽衣を苦しめているものが何なのか、そして芽衣の心に深く刺さった桜の予言をどうするべきなのか、考える。
広場では、関係者たちが二人の会話に聞き耳を立てている･･･。
『無駄な抵抗』は11月11日（土）から11月26日（日）まで東京・世田谷パブリックシアターにて、12月9日（土）・12月10日（日）に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演される。
『無駄な抵抗』公演情報
上演スケジュール
【東京公演】11月11日（土）～11月26日（日） 世田谷パブリックシアター
【兵庫公演】12月9日（土）・12月10日（日） 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
キャスト・スタッフ
池谷のぶえ 渡邊圭祐 安井順平 浜田信也
穂志もえか 清水葉月 盛隆二 森下創 大窪人衛
松雪泰子
【作・演出】前川知大
ポストトーク情報
11月14（火）19：00 出演：前川知大、白井晃（世田谷パブリックシアター芸術監督）
11月16（木）19：00 出演：渡邊圭祐、清水葉月、盛隆二
11月21（火）19：00 出演：池谷のぶえ、浜田信也、森下創、松雪泰子
11月23（木・祝）18：00 出演：穂志もえか、安井順平、大窪人衛
チケット
◆東京公演
【チケット一般発売】2023年9月10日（日）
【チケット料金】（全席指定・税込）
一般：S席（1階席・2階席）8,500円A席（3階席）5,500円
高校生以下：S席（1階席・2階席）4,250円A席（3階席）2,750円
※劇場友の会、アーツカード、U24割引あり ※託児サービスあり ※車椅子スペース取扱あり
◆兵庫公演
【チケット一般発売】9月23日（土・祝）
【チケット料金】8.500円（全席指定・税込）
補助席・注釈付指定席（見切れ席）情報
【発売日】 10月14日（土）10：00 受付開始
【枚数制限】 1申込につき 1公演1席種4枚まで
【料金】
◆補助席
一般 8,000円／U24 4,000円／高校生以下 4,000円
※補助席は、背もたれあり、肘掛なし、座面クッションは薄いものになります。
※高校生以下は当日要証明書提示。
※友の会・せたがやアーツカード会員割引の取り扱いはございません。
◆注釈付指定席（見切れ席）
S席（注釈付）／一般 8,500 円／A席（注釈付）一般 5,500円
U24・高校生以下は一般料金の半額
※S席（注釈付）・A席（注釈付）は見切れ席です。
舞台の一部が見切れたり、落下防止の手すりが視界に入る可能性がございます。
※高校生以下は当日要証明書提示。
※各種会員割引あり。（前売りのみ取扱い）
【チケット取扱い】
<世田谷パブリックシアター オンラインチケット> https://piagettii.s2.e-get.jp/sept/pt/
<世田谷パブリックシアターチケットセンター> 03-5432-1515（10：00～19：00）
公式サイト
https://setagaya-pt.jp/stage/2140/
（撮影／伊藤大介【SIGNO】）
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