和田雅成、ミュージカルに「歌は心で歌う」で勝負! ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表会見レポート

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和田雅成、ミュージカルに「歌は心で歌う」で勝負! ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表会見レポート

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表が2023年5月17日に東京都内で行われ、和田雅成、富田鈴花(日向坂46)、佐藤仁美、スタジオドラゴン コンテンツ事業・運営統括兼コンテンツ運営局局長のユ・ボンヨル氏が公演への思いを語った。

本作は、韓国のドラマスタジオ「スタジオドラゴン」が手がける大ヒットドラマを世界で初めてミュージカル化する作品。イタリアマフィアのコンシリエーレ(相談役)である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノを主人公に、シリアスとユーモアが交錯する復讐劇を描く。

ヴィンチェンツォ・カサノを演じる和田は「『ヴィンチェンツォ』の世界が繰り広げられていくということが嬉しいです。まさか自分がヴィンチェンツォを演じられると思っていなかったので、めちゃめちゃ光栄です」と挨拶。オファーを受けた時の心境を聞かれると、「素直に嬉しかったし、光栄だったのですが、僕はミュージカルを主戦場にしているタイプの役者じゃないので、僕でいいのかなと。ご一緒するスタッフさんが、僕の歌も知ってくれている人で、その上で『可能性がある』と言われたので、頑張りたいと思います」と明かした。

和田雅成、ミュージカルに「歌は心で歌う」で勝負! ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表会見レポート

ヴィンチェンツォと共に復讐に挑む弁護士ホン・チャヨン役の富田は、「まだ稽古が始まっていないので、駆け出したばかりという感じですが、アクションシーンもたくさん観られるんじゃないかとすごく楽しみです」とコメント。初ミュージカル出演となるが、「不安と期待が60:40くらいでした」と明かしつつも、ミュージカル初挑戦というのもありますし、外の舞台に一人で出るというのも緊張なのですが、嬉しい気持ちがずっと大きかったです」と笑顔を見せた。

和田雅成、ミュージカルに「歌は心で歌う」で勝負! ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表会見レポート

ヴィンチェンツォと対立するチェ・ミョンヒ役の佐藤は、「10話以上あるドラマがミュージカルにどんなふうに詰まっていくのか楽しみです。アクションシーンもどう表現するのか、どんな歌になるのか楽しみですし、期待しています」と話した。

この日の記者発表では、メインビジュアルと予告も初公開された。ビジュアル撮影について、和田は「スタッフさんのかける思いが強いのを撮影から感じて、僕はそれに乗せさせていただきました。ここはこういう気持ちでと心情を作ってもらいました」と振り返った。富田は「見下すような視線のショットをたくさん撮りました。初めてこんなにも下から撮っていただいたという、初めての角度だったので新鮮で嬉しかったです」と語った。

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また、初ミュージカルの富田へのアドバイスを聞かれると、和田は「僕は自分がうまいとか下手とか分からないですが、『歌は心で歌いなさい。想いで歌いなさい』と言われてすごく楽になったんです。そこは負けない自信がある。なので、僕はそこで勝負しました。でも、(富田は)そもそもうまいから、想いも乗せられてしまうと・・・」と苦笑いをしながら話した。続いて、「ヴィンチェンツォがドラマの中で、Zippoを触る癖があるので、今もポケットに忍ばせています。僕は不器用なので、そういうことから自分の中に入れていく作業をしないとなので、(稽古が始まる)結構、前から(役作りを)やっていくタイプです」と役作りについても明かした。

一方、佐藤は「私は稽古をしながら作り上げていく。本番で何とかなればいいかなって。セリフを覚えるのもすごい遅いから、みんなが不安になるかも」と笑い、「自分のペースでやった方がいい」とアドバイスを贈った。

さらに、正義と悪が混在するぶっ飛んだ人物が登場する本作にちなんでぶっ飛んだ一面を聞かれると、和田は「自分のネジが外れ瞬間があるのですが」と切り出し、「トレーディングカードを集めるのが大好きで、秋葉原に行ってほしいカードがあったら、値段を見ずに、ぶっ飛んだ感覚で買っちゃう。理性がなくなってしまう」とエピソードを披露。

和田雅成、ミュージカルに「歌は心で歌う」で勝負! ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表会見レポート

富田は「最近、マットレスの上に寝袋を敷いて寝ています。焚き火キャンドルというのを買ったんですが、それを焚いて、マットレスの上に寝袋を敷いて、お家キャンプ気分を楽しんでます」と明かし、佐藤は「今年44歳なんですが、いまだに10時間くらい飲んだり、テキーラを飲み続けたり、飲み方がヤバい。元気ですねって言われます」と苦笑い。富田が「お酒が飲める女性って素敵ですね」と言うと、佐藤は「やめた方がいい。起きたら裸になってたりするから!」と真剣な表情で止めて笑いを誘っていた。

和田雅成、ミュージカルに「歌は心で歌う」で勝負! ミュージカル『ヴィンチェンツォ』記者発表会見レポート

最後に、佐藤は「二人(和田と富田)とは敵対する役です。今まではヒール役をやっていてもどこか好かれたいという欲があったんですが、今回は最初から最後までちゃんと嫌われてやろうと言う気持ちです。ドラマを汚さないように、新しい面もあるんだなと認めてもらえるような作品にできたら」と意気込み、富田は「人間の力強さや繊細さが色々な表情になって表れる役柄だと思っているので、この舞台を通して力強くお届けできたらと思っています」と力を込めた。

そして、和田は「多くの方に愛されている作品ですので、僕たちも作品を愛して、期待を裏切らないようにスタッフの方々と皆さんと共に作品作りに挑んでいきたいと思います」と思いを語り、締めくくった。

なお、今回の舞台化にあたり、エイベックス・ピクチャーズと、本作品や『愛の不時着』などを手掛ける「スタジオドラゴン」が業務提携を結び、今後も様々なプロジェクトを展開予定だという。会見に先立ち、業務提携協定発表会も行われ、エイベックス・ピクチャーズの前野展啓取締役は、「今回の舞台領域の業務提携は継続性を持ってやっていく」ことを明言し、「原作へのリスペクトを持って、イメージを損ねないように、日本の皆さまに新しいエンターテインメントを届けていくかが期待されているところだと思うので、全力で応えていきたい」と宣言した。

和田雅成、富田鈴花らで人気韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』世界初ミュージカル化!

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』は2023年8月に兵庫、東京、大阪で上演予定。チケットは5月17日から先行抽選受付が始まっている。

目次

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』公演情報

スケジュール

【兵庫】AiiA 2.5 Theater Kobe 8月11日(金・祝)~13日(日)  全5公演
【東京】日本青年館ホール 8月18日(金)~21日(月) 全7公演
【大阪】サンケイホールブリーゼ 8月25日(金)~27日(日) 全5公演
※公演回数・日時は変更の可能性あり。

チケット

【公式HP一次先行抽選受付】
受付期間=2023年5月17日(水)14:00 〜 5月29日(月)23:59
当落/入金=2023年6月2日(金)18:00 〜 6月4日(日)23:59
URL:https://w.pia.jp/t/musical-vincenzo/

一般席:一般席:11,000円(税込/全席指定)
※未就学児の入場は不可となります

スタッフ・キャスト

【原作】ヴィンチェンツォ(製作:スタジオドラゴン  脚本:パク・ジェボム)
【企画・プロデュース】エイベックス・ピクチャーズ
【企画協力】スタジオドラゴン

【脚本/作詞】三浦香
【演出】吉谷晃太朗
【ミュージカル楽曲】tak

【出演】
ヴィンチェンツォ・カサノ役:和田雅成

ホン・チャヨン役:富田鈴花

チャン・ジュヌ役:上田堪大
チャン・ハンソ役:竹内將人
ハン・スンヒョク役:松井工
チョ・ヨンウン役:高原紳輔
ナム・ジュソン役:伊藤裕一

ソ・ミリ役:中野郁海
チャン・ヨンジン役:柴崎咲子
キム・ヨンホ役:古川雅達
チェシン役:高山裕生
レリー・カン役:伊東征哉
パク・ソクド役:小林遼介

オ・ギョンジャ役:白木原しのぶ
アン・ギソク役:西川大貴
ホン・ユチャン役:鈴木壮麻

チェ・ミョンヒ役:佐藤仁美  

ほか

【公式サイト】 https://vincenzo-musical.jp/
【公式Twitter】 https://twitter.com/Vincenzo_stage

(C) 2021 Studio Dragon Corporation/MUSICAL VINCENZO 2023

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