新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

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新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

2023年4月5日にMBS新劇場発表会見が行われ、MBSメディアホールディングスの子会社であるMBSライブエンターテインメントが運営を行う新劇場「SkyシアターMBS」が2024年3月にオープンすることが分かった。また、オープニングシリーズのラインナップも発表され、こけら落とし公演となる舞台『中村仲蔵』の主演を務める藤原竜也が登壇した。

新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

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MBS新劇場「SkyシアターMBS」は、JR大阪駅西側の旧大阪中央郵便局の跡地に建設中の「JPタワー大阪」内に西側の5階から8階部分(エントランスは6階)に作られる予定で、客席数は1階席、2階席合わせて1289席(オケピ使用時は1197席)になるという。駅近で長距離バスターミナルも隣接しており、関西各地のみならず、新幹線・空港からもアクセス抜群。劇場周辺は徒歩圏内に格安から高級まで幅広いホテルと飲食店多数と感激前後も楽しめる立地に。さらに、自由度の高い舞台機構を備えており、演劇・ミュージカル・音楽・演芸などさまざまな演目に対応できる仕様になっているという。

新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

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MBSメディアホールディングスの高山将行代表取締役社長は、新劇場のオープンについて、「2016年に閉館したシアターBRAVA!に比べて、場所も建物も設備もアップデートされています。昨年暮れに建設中の劇場を訪れたときは、テンションが上がるような気分になりました。またオープニングシリーズのラインナップを聞かせてもらい、さらにワクワク感が倍増しています。オープンが待ち遠しいです」と笑顔でコメント。

また、毎日放送の虫明洋一代表取締役社長は「高山と私がMBSに入社したのが1985年なのですが、その年、大阪にキャッツ・シアターができました。それがMBSと演劇の初めてのタッグです。それから38年が経ち、ほぼ同じ場所で、演劇と再び関係が深まるのは楽しみです。2年後に大阪・関西万博が控えているので、万博に向けて、機運が作れたらと思います」と感慨深げに語った。

新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

さらに、MBSライブエンターテインメントの松本圭司代表取締役社長は「関西のエンタメを盛り上げたいという我々の思いに共感いただき、Sky株式会社さんにネーミングライツを引き受けていただきました。オープンまであと1年となりますが、愛される劇場を作っていきたいです」と語り、新劇場支配人となる村田元氏は「世界の活気に一躍を担えるようになりたい」と意気込みを明かした。

高山氏も自信を見せるオープニングシリーズ第1弾は、藤原竜也が主演を務める舞台『中村仲蔵』(2024年3月下旬に上演)。その後、4月上旬にブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』、4月中旬に『リア王』、4月下旬にMBSテレビpresents『落語会』、7月下旬にこまつ座『母と暮せば』、10月にヨーロッパ企画公演が続くという。

新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

会見には藤原も登壇し、新劇場について「演劇人にとってありがたいことですし、若い演劇人にとってもチャンス。貴重な経験をさせていただける」と語り、自身の出演する舞台『中村仲蔵』について「昨年、僕は『ハリー・ポッターと呪いの子』という舞台でゼロからの舞台作りをさせていただき、苦しくも有意義な経験だったと感じました。新しいものを作るということは大変なことですが、今回も皆さんにさまざまなことを教えてきただきながら、力を合わせて僕たちなりの『中村仲蔵』を作り上げられたら」と意気込んだ。

歌舞伎全盛であった江戸時代中期に実在した破天荒な歌舞伎役者・中村仲蔵の波乱万丈な人生を描く本作。2021年には中村勘九郎が仲蔵を演じ、藤原も出演したテレビドラマ『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』が放送されている。その時のことを振り返り、藤原は「勘九郎さんが演じた仲蔵は“仲蔵そのものだ!”“本当に素晴らしい!”と思いました。その役を今回僕が演じることになり・・・実は2週間くらい前に勘九郎さんに、『実はこういう話がありまして』とお伝えしましたところです(笑)」と語り、「『たっちゃん面白いよ。僕が指導する』って言ってくれたんですけど、あなた忙しいでしょって断りました」と笑顔で明かした。

舞台『中村仲蔵』は東京公演が2024年2月に東京建物Brillia HALLにて上演され、その後、愛知・宮城・福岡、そして2024年3月下旬に新劇場「SkyシアターMBS」で上演を予定している。

新劇場「SkyシアターMBS」が2024年にオープン!第1弾は藤原竜也主演舞台『中村仲蔵』

目次

舞台『中村仲蔵』公演情報

スケジュール

【東京公演】2024年2月 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】2024年3月 SkyシアターMBS
※愛知、宮城、福岡公演あり

スタッフ・キャスト

【脚本】源孝志
【演出】蓬莱竜太

【キャスト】
藤原竜也
ほか

あらすじ

時は江戸時代中期、舞台は歌舞伎の黄金期を迎えようとする芝居街・日本橋堺町。江戸四座と称される劇場や芝居茶屋がひしめくこの芸能の町に、一人の孤児が運命的に流れ着く。

中村座で唄方をつとめる男と、振り付けを教える女の夫婦に養子に貰われたこの孤児こそ、歌舞伎史上、不世出の天才役者と呼ばれるようになる、初代中村仲蔵(藤原竜也)である。養母の厳しい稽古で踊りの才能を開花させた仲蔵は、役者として舞台に立つ夢を膨らませるが、血筋がものをいう歌舞伎界の高い壁が立ちはだかる。しかし芝居に取り憑かれた若者は、無謀にも最下層の大部屋役者から成り上がる道を選んだ。待っていたのは苛烈な“楽屋なぶり”だった―

公式サイト

https://horipro-stage.jp/stage/nakamuranakazo2024/
【公式Twitter】 https://twitter.com/nakazonakamura

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