『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1開幕！岸本勇太、北川尚弥ら演じるバディの青春群像劇

2023年2月18日2024年7月31日

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『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1開幕！岸本勇太、北川尚弥ら演じるバディの青春群像劇

2023年2月18日（土）に東京・シアター1010にて、『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1が開幕した。本作は、イラストレーター・冨士原良がキャラクターデザインを手がけるオリジナルCDコンテンツプロジェクト「東京カラーソニック!!」（通称：カラソニ）の初舞台化作品。初日前に行われた会見には、出演者より岸本勇太、北川尚弥、山﨑晶吾、高本学、北村健人、樋口裕太、安井一真、小波津亜廉が登壇した。

物語の舞台は、208X年の日本。国を挙げてエンターテインメントをレベルアップかつ洗練させる目的で202X年に設立された政府公認のエンタメ制作機関「カラーレーション」だったが、時の流れの中で、政府からの検閲が厳しくなり、音楽は自由を失いかけていた。

そんな中、年に一度開催される音楽フェス「東京カラーソニック」。カラーレーションが運営する「色ノ葉音楽学院」から東京校に集められた優秀な生徒たちは、楽曲制作のためにバディを組み、5ヶ月間、寮生活をしながら指導を受けていく。音楽に情熱を捧げる若者たちは、ぶつかり合いながらもどんな楽曲を生み出すのか――。

Unit.1のボーカルとなる小宮山嵐役の岸本は「稽古から、お客様に入っていただく日をイメージしながら取り組んできました。来てくださる皆さんに思いっきり楽しんでいただいて、イメージ以上のものを初日から得たいなという気持ちです」と挨拶。

Unit.2のボーカル、宝田伊織役の山﨑は、「この舞台には、きっと誰しも人生に一度は経験したことのある感情が渦巻いています。ぜひ、皆さんにもそれを受け取ってもらって、少しでも背中を押せるようにがんばりたいと思います」と語った。

「舞台化のお話をいただいたのはだいぶ前のことになりますが」と前置きしつつ、Unit.3のボーカルとなる瀬文永久役の北村は「原作のドラマCDを初めて聞いた時、物語の重厚さを感じ、この日（開幕）を待ちわびていました。お客様にも、この舞台にならではの感動をお届けできたら」とコメント。

Unit.4のボーカル、倉橋海吏役の安井は「約1ヶ月前に稽古が始まったのですが、そこから今まで、なんかもうすごく楽しくて！一瞬でここまで来てしまいました。これから始まる本番を、この素敵なカンパニーと千秋楽まで元気よく向かっていきたいと思います」と振り返った。

作詞・作曲チームからは、Unitごとの見どころについて語られた。嵐のバディとなる霧島宙役の北川は「Unit.1は、嵐と宙の凸凹コンビが織りなすテンポのいい会話に注目していただきたいです」とアピール。

続いて、伊織のバディ・加地春飛役の高本は「Unit.2は、昔から仲の良い幼なじみですが、だからこそ言い出せない･･･そんな繊細な心の葛藤を表現していきたいなと思います」と意気込む。

永久のバディとなる財前未來役の樋口は「育った環境や性格は真逆な2人が、最終的にどんなバディになっていくのか。2人の関係性がどう変わっていくのか、注目して見ていただけたら」。

Unit4、海吏のバディとなる高槻神楽役の小波津は「常にぶつかり合ってるのは、他のユニットにはないところです。水と油のように混ざり合わない2人の先に何が見えるのか、その変化を楽しんでいただけると嬉しいです」と、それぞれに見どころを挙げた。

最後に、岸本は「音楽というものがなかったら、もしかしたら出会うことはなかったかもしれない人たちが、1つのものを完成させるのは、カラソニならではの世界観が出るところだと思います。また、ライブステージもありますので、皆さんもリングライトなどを点けながら、一緒になって思いっきり楽しんで。見終わった後に、『なんか元気になった』『明日からまたがんばろう』と思ってもらえたら、すごく嬉しいです。よろしくお願いします」と会見を締めくくった。

『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1は、2月18日（土）から2月26日（日）まで東京・シアター1010にて上演。上演時間は約2時間10分（休憩なし）を予定。

公演では、「写真撮影タイム」「スペシャルカーテンコール」「お見送り会」「リピーター特典プレゼント」など、一部対象公演で来場者限定イベントも開催。

また、本公演のBlu-ray・DVDが6月21日（水）に発売されるほか、2月23日（木・祝い）の13：00公演と18：00公演の2公演は、U-NEXTでライブ配信・アーカイブ配信が実施される。

2/23 昼公演の配信視聴はこちら

2/23 夜公演の配信視聴はこちら

（取材・文・撮影／エンタステージ編集部 1号）