2023年3月から4月にかけて、ミュージカル『マリー・キュリー』の上演が決定した。本作は、男性科学者しかいない時代に、ノーベル賞を二度受賞した科学者マリー・キュリーを描いた韓国ミュージカル。鈴木裕美の演出で、愛希れいかを主演に迎えて日本初上演される。
ミュージカル『マリー・キュリー』は、2018年に韓国で初演され、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠に輝いた創作ミュージカル。19世紀ヨーロッパ、まだ科学が男性のものだった時代に、元素ラジウムの発見をするなど、女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜた「ファクション・ミュージカル」として、「ありえたかもしれない」もう一人のマリー・キュリーの物語として描いている。
共演には、上山竜治、清水くるみ、能條愛未、宇月颯、清水彩花、石川新太、屋良朝幸らが名を連ねた。
ミュージカル『マリー・キュリー』は、2023年3月13日(月)から3月26日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、4月20日(木)から4月23日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。
コメント紹介
◆愛希れいか
またこうして新たな挑戦が出来ることを、とても嬉しく思います。 演出家の鈴木裕美さん、キャストの皆様、スタッフの皆様とお稽古をする日々が今からとても待ち遠しいです。 彼女の人生を学び、お役についても、作品についても深めて行くことができるように精一杯努めて参りますので、宜しくお願い致します。
◆上山竜治
心から信頼させて頂いているスタッフの皆様、尊敬するキャストの皆さんと、韓国で生まれた素晴らしい作品を、日本初演として一緒に作らせていただくことがとても嬉しく、楽しみです!
ビジュアル撮影では、髭も付けさせていただいたので、鏡に映る自分に「誰!?」と、声が出てしまいましたが、おかげで、実際のピエール・キュリーさんの面影を感じられて、勝手にご縁を感じています。
同時に身が引き締まる思いです。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら幸いです。お待ちしております。
◆清水くるみ
このお話をいただいた時、絶対にやりたい!と思いました。大好きな鈴木裕美さんの演出に、以前から、いつか一緒にお芝居をしてみたいと思っていた、愛希さんとの共演!ミュージカルではあるけれども、お芝居で魅せていくところも多く、この作品で愛希さんとご一緒できることが、今からとってもとっても楽しみです。そして、裕美さんの現場は、1から一緒に役について、考えて向き合っていくので、また今回もたくさんの色んな刺激や学びの連続なんだろうなとワクワクしています。
絶対的信頼のある韓国ミュージカルでもあるので、きっと面白い作品になると思います。是非観にきてください!
◆屋良朝幸
マリー・キュリーの物語の中に僕自身がどのような形で携わることができるのか。新たな挑戦になる事は確かなので自分に出来ることを探して新たな発見をしながら良いスパイスをこの作品に与えられるようパフォーマンスしていきたいと思います。
ミュージカル『マリー・キュリー』公演情報
上演スケジュール
【東京公演】2023年3月13日(月)~3月26日(日) 天王洲 銀河劇場
【大阪公演】2023年4月20日(木)~4月23日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【脚本】チョン・セウン
【作曲】チェ・ジョンユン
【演出】鈴木裕美
【翻訳・訳詞】高橋亜子
【出演】
愛希れいか 上山竜治 清水くるみ
能條愛未 宇月颯 清水彩花 石川新太
坂元宏旬 聖司朗 高原紳輔 石井咲 大泰司桃子/屋良朝幸