ミュージカル『キンキーブーツ』キャスト一新で再び!東啓介・有澤樟太郎、甲斐翔真・松下優也らが集結


2025年4月から6月にかけて、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の上演が決定した。日本人キャストではこれまでに3度上演され、その度に大きな話題を集めてきた大ヒット作に、新たな次世代ミュージカルスターたちが集結。再び熱狂の渦を巻き起こす。

『キンキーブーツ』とは

『キンキーブーツ(Kinky Boots)』は、2013年にトニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞(ビリー・ポーター:ローラ役)、オリジナル楽曲賞(シンディ・ローパー)、振付賞(ジェリー・ミッチェル)、編曲賞、衣裳デザイン賞の6部門を受賞したブロードウェイミュージカル。

経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた同名イギリス映画(2005年公開)をミュージカル化したもので、シンディ・ローパーのパワフルな書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、大ヒットした。

日本では2016年に初演、2019年、2022年に再演され、チケットは全公演即日ソールドアウト。連日大盛況となり、スタンディングオベーションで大盛り上がりを見せた。

公式SNSが動き騒然!『キンキーブーツ』を履いた二人の正体は・・・

先週14日にオフィシャルSNSに突如としてアップされた意味ありげなビジュアルに、ミュージカルファンが騒然とする中、ついに詳細が明らかになった。メインキャストはほぼ一新され、チャーリー、ローラ、ローレンの主要3役がWキャストに。オーディションで選ばれた、これからの日本のミュージカルシーンを担う実力派たちが結集した。

ミュージカル『キンキーブーツ』キャスト一新で再び!東啓介・有澤樟太郎、甲斐翔真・松下優也らが集結

経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役には、190cmの身長と高い歌唱力を誇り、ミュージカル『VIOLET』や『ラグタイム』への出演や、ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』や『ファイトソング』など映像作品でも注目を浴びた東啓介と、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』や『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』、『のだめカンタービレ』、舞台『キングダム』など話題作に立て続けに出演し、2025年2月にはミュージカル『ヒーロー』での主演も決定している有澤樟太郎。

ドラァグクイーンのローラ役には、『RENT』、『エリザベート』、そして昨日6月20日(木)より開幕のミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』に出演するなど活躍めざましい甲斐翔真と、来週6月28日(金)にはヒューリックホール東京にてワンマンライブを開催するなどアーティストとして活動しながら、『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』、『太平洋序曲』などに出演、今年9月に上演のミュージカル『イン・ザ・ハイツ』や2025年1月のミュージカル『ケイン&アベル』への出演も控える松下優也。

靴工場で働く従業員のローレン役は、今秋放送のNHK連続テレビ小説「おむすび」へも出演が決定し、ミュージカル『ヘアスプレー』や『MEAN GIRLS』などで知られる田村芽実と、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』にてリリー白川役を好演、来年にはミュージカル『ミセン』への出演も決定している清水くるみに決定した。

チャーリーのフィアンセであるニコラ役には、2019年『レ・ミゼラブル』のコゼット役に最年少で抜擢され、その後もミュージカル『GYPSY』、『スウィーニー・トッド』などへの出演が続く熊谷彩春。靴工場の現場主任ドン役をミュージカル『SMOKE』、『ALTARBOYS』などに出演し、7月にはミュージカル『モダン・ミリー』、10月には『CLUB SEVEN another place』への出演が控える大山真志。

そして、工場長ジョージ役は過去3回の『キンキーブーツ』で同役を演じているひのあらたが続投し、新キャストを支える。

自他の境界があいまいな現代において、「ありのままの他人を受け入れる」ことの大切さを教えてくれる本作。これまで『キンキーブーツ』が大切にしてきたメッセージを受け継ぎながらも、力強く進化していく日本版『キンキーブーツ』の新たなステージに注目だ。

The Boots Are Back! KINKY BOOTS Returns to JAPAN
https://www.youtube.com/watch?v=Nc_EAPpj2ow

ミュージカル『キンキーブーツ』

<上演スケジュール>
【東京公演】2025年4月27日(日)~5月18日(日) 東急シアターオーブ
【大阪公演】2025年5月26日(月)~6月8日(日) オリックス劇場

<キャスト・スタッフ>
【CAST】
CHARLIEPRICE(チャーリー・プライス):東啓介・有澤樟太郎
LOLA/SIMON(ローラ/サイモン):甲斐翔真・松下優也
LAUREN(ローレン):田村芽実・清水くるみ
NICOLA(ニコラ):熊谷彩春
DON(ドン):大山真志
GEORGE(ジョージ):ひのあらた
PAT(パット):飯野めぐみ
TRISH(トリッシュ):多岐川装子
HARRY(ハリー):中谷優心
ANGELS(エンジェルス):穴沢裕介、佐久間雄生、シュート・チェン、大音智海、工藤広夢、轟晃遙
ANGELS/SWING(エンジェルス/スウィング):本田大河、長澤仙明
SIMON.SR(サイモンシニア):藤浦功一
MR.PRICE(ミスタープライス):石川剛
RICHARDBAILEY(リチャード・ベイリー):聖司朗
MARGE(マージ):舩山智香子
MAGGIE(マギー):伊藤かの子
GEMMALOUISE(ジェンマ・ルイーズ):熊澤沙穂
HOOCH(フーチ):竹廣隼人
MUTT(マット):趙京來
ほか

【Creative Staff】
脚本::ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞::シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗
訳詞:森雪之丞

『キンキーブーツ』あらすじ

イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(東啓介・有澤樟太郎)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(熊谷彩春)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。

工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(田村芽実・清水くるみ)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(甲斐翔真・松下優也)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。

チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが・・・!

『キンキーブーツ』公式サイト・SNS

【公式サイト】http://www.kinkyboots.jp/
【公式X(Twitter)】@Kinkybootsjp
【公式Instagram】kinkybootsjp



チケットぴあ
ミュージカル『キンキーブーツ』キャスト一新で再び!東啓介・有澤樟太郎、甲斐翔真・松下優也らが集結
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。