Travis Japan松倉海斗と川島如恵留のW主演で伝説の香港映画『男たちの挽歌』舞台化!全キャスト・配役発表


Travis Japan松倉海斗川島如恵留がW主演を務める音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』の全キャストが発表された。

『男たちの挽歌』とは?香港映画の傑作

『男たちの挽歌』は、過酷な環境のもと、裏社会で生きざるをえなかった男を中心に、刑事となった弟との葛藤と絆、同じはぐれ者として生きる親友との繋がり、それぞれの“信義”のあり方を描いた物語。監督はジョン・ウー。

激烈で華麗なガンアクション、“バイオレンスの詩人”と謳われたジョン・ウーならではの映像美、そしてチョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャンら個性豊かな俳優たちの演技で世界を驚かせ、大ヒットを記録。クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス、ウォシャウスキー姉妹など、次世代のクリエイターにも多大な影響を与え、アクション映画史を変えたと言われている。

舞台化を手掛けるのは『焼肉ドラゴン』などの鄭義信

舞台化のオリジナル脚本・演出を担うのは、『焼肉ドラゴン』(2008年)をはじめとする在日三部作のほか、『泣くロミオと怒るジュリエット』(2020年)、『てなもんや三文オペラ』(2022年)、『欲望という名の電車』(2023年)などを手掛けてきた鄭義信。原作の核でもある兄弟愛や友情、パワフルなエネルギーはそのままに、香港映画の傑作を時代を超え、国境を超え、「音楽劇」として蘇らせる。

出演者には、兄(ホー)への反発から正義感を燃やす警察官・キット役の松倉、兄貴分と共に北京から香港へ渡り、組織に加わるマーク役の川島ほか、物語の柱を担うマークの兄貴分・ホー役の青柳翔をはじめ、岡田義徳、尾上寛之、上瀧昇一郎、清水優、中村まこと、福井晶一、神保悟志という顔ぶれが揃った。

音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』は、6月24日(月)から7月8日(月)まで東京・日本青年館ホール、7月12日(金)から7月16日(火)まで大阪・オリックス劇場にて上演される。

チケットの主催先行発売(抽選)は4月 17 日(水)11:00より 受付スタート。

コメント紹介

松倉海斗

キット:新前の警察官。兄(ホー)への反発から正義感を燃やす。

川島如恵留

マーク:兄貴分のホーと共に北京から香港へ渡り、組織に加わる。

青柳翔

ホー:組織の幹部。弟(キット)の大学卒業と警察への就職を機に悪事から足を洗うことを父と約束し、最後の仕事として台湾での取引に向かう。

出演のお話をいただいた時、「これはチャレンジした方がいい作品だな」と直感し、その思いで参加させていただきました。出演が決まって映画を見返しましたが、大好きな“お札を燃やしてタバコに火をつけるシーン”は、現代だとどうなるんだろう、などと想像しながら観るのも楽しかったですね。演出の鄭さんとは初めてご一緒しますが、熱量がすごく大切な作品になると思うので、熱い稽古場にして本番を迎えたい。僕自身が持つ揺らぎと、演じる役が持つそれとがリンクして、物語を面白く展開させ
ていければいいなと思っています。

岡田義徳

シン:組織のボス(キン)の息子。

僕は鄭義信という演出家が大好きなので、出演が決まった時は飛び上がるぐらい嬉しかったです(笑)。あらためて映画を見直してみて、泥くささの中にも、男たちの暑苦しさ、素敵さなど、いろいろな要素が詰まった作品だなと感じました。人間の持つエネルギーみたいなものを最大限前に出す演出をしてくださる鄭さんなので、今回も“男たちが全身を使って叫んでいる姿”を見られる舞台になるのではないかなと思っています。今回は音楽劇の『男たちの挽歌』。完成した時、自分たちもびっくりするんじゃないかという期待を抱きながらつくっていこうと思います。

尾上寛之(二役)

ジャッキー:組織に雇われている殺し屋。
レイ:香港警察の警部。キットの親友。

18歳で上京後、20歳ぐらいの頃に見て大感動した映画が『男たちの挽歌』でした。ほかにも『仁義なき戦い』や『ゴッドファーザー』など、いわゆるヤクザものの世界に憧れながら生きてきたので、出演が決まった時はめちゃくちゃ嬉しかったです。裏社会を描いた作品ですから、内容的には重たい場面が続くと思われますが、今回は鄭さんの演出で音楽劇。ギャグを得意とする鄭さんによって、あの名作がどんなふうに生まれ変わるのか、僕自身楽しみで仕方がありません。映画に負けない名作をつくろうと思いますので、皆さん楽しみにしていてください。

上瀧昇一郎

ジョン:香港警察の部長。キットの上司。

映画では、やっぱりチョウ・ユンファさんが二丁拳銃で敵地に乗り込む姿が圧巻でした。今回、そんな熱い男たちが躍動する舞台に出演し、“男たち”の一員になれると思うとなんだか感慨深いです。兄弟愛、友情の物語として際立っていることはもちろん、アクションで暴れ回る印象もありますから、体力づくりも含め、しっかり準備していきたいと思います。登場人物に対する優しさと世の中に対する厳しい目線が同居する“鄭さん節”と、今まで手掛けて来られた作品とは少し毛色の違う原作が出合い、どんな化学反応が起きるのか、すごく楽しみにしています。

清水優

ブラッキー:キンの甥。

今回、久しぶりに映画を見直してみたら、出所した兄のホーが親友のマークと再会する場面で泣いてしまったんです。あの物悲しい、アンニュイな感じ。昔はまったく引っ掛からなかったのに、大人になって、感情を刺激されるところが変わったんでしょうね。鄭さんとは今回初めてご一緒しますが、いつも喜怒哀楽が濃くて、悲しい時も笑っているような人間味があふれる物語をつくっていらっしゃるなと思います。自分もその中で、今までに出したことのない感情を表現し、一人ひとりの表情が想像できるような、熱い物語を送り届けたいと思います。

中村まこと

ディエン:キットとホーの父親。

前回鄭さん演出の作品に参加した時の稽古場がすごくいい空気で、今回続けてご一緒できるのはめちゃめちゃ嬉しいです。がまん強く丁寧な演出の合間にも、関西の芸人さんみたいな笑いを「無理言ってすみません」と入れてくるのが好きです。今回気になっているのは“音楽劇”だということ。僕、少ないながらもミュージカルに出させてもらったこともあって・・・もちろん歌い出したらすぐ歌のうまいアンサンブルの方がどんどん合流してきたんですけど(笑)。だから、「ぜひ、歌わせてください」という覚悟はあります。とてつもない作品になりそうな気がしますので、全身全霊を傾けて臨みます。

福井晶一(二役)

チェリー・リン:スクラップ屋「朋友(パンヨウ)商会」の社長。
ブリジット:キャバレー「メイプルフォレスト」の歌姫。

原作映画はオファーをいただいてから拝見したのですが、家族愛や男同士の友情など、熱い思いがたくさん詰まった映画で、非常に面白かったです。“アジアで二番目にしつこい演出家”を自称する鄭さんですが(笑)、もとにあるのは「諦めずにいいものをつくりたい」という熱い思い。弱い者にスポットを当てる鄭さんの作品では、救いや祈りといったものを強く感じます。たっぷり織り込まれる“笑い”とのバランス含め(笑)、音楽劇としてどう立ち上がるのか楽しみです。過去2回に続き、鄭さんの作品で女性役をいただけたこと、また歌を披露できることも嬉しく思います。

神保悟志

キン:組織のボス。

鄭義信さんとは初めてのお仕事ですが、僕の信頼するプロデューサーが強く注視している演出家ということで、ぜひご一緒させていただければと思いました。『男たちの挽歌』は、若い頃に観て、昔の日活映画のような匂いと香港映画特有のアクションの融合が「新しいな」と思ったのを覚えています。裏社会のボスの役ですから、できる限り“ラスボス”にふさわしい悪を演じたいですね。今回は“音楽劇”という新しい挑戦もあるのですが、その中でも、アクション、それぞれの人間像など、いろいろな表現の可能性はあるので、自分のできる何かを見つけていこうと思います。

音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』公演情報

上演スケジュール

【東京公演】2024 年6月24日(月)~7月8日(月) 日本青年館ホール
【大阪公演】2024年7月12日(金)~7月16日(火) オリックス劇場

スタッフ・キャスト

【脚本・演出】鄭義信
【原作】映画『男たちの挽歌』

【出演】
松倉海斗 川島如恵留

青柳 翔 岡田義徳 尾上寛之 上瀧昇一郎 清水優
中村まこと 福井晶一 神保悟志
加藤照男 進藤ひろし 松上順也 五味良介 羽鳥翔太 稲葉俊一 嶋村昇次 森野憲一  榊海搭

チケット

【東京公演】一般発売:5月18日(土)
キョードー東京 https://tickets.kyodotokyo.com/abt-stage/
イープラス https://eplus.jp/abt-stage/
TBS チケット https://tickets.tbs.co.jp/abt_2024/
【大阪公演】一般発売:6月2日(日)
イープラス https://eplus.jp/abt-stage/
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/abt-stage/
ローソンチケット https://l-tike.com/abt-stage/
CN プレイガイド https://www.cnplayguide.com/abt-stage/
楽天チケット https://r-t.jp/abt-stage

音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』あらすじ

ホー(青柳翔)は、親友で弟分のマーク(川島如恵留)と共に組織に加わり、偽札の製造、取引に関わっていた。そして、病気の父・ディエン(中村まこと)と学生の弟・キット(松倉海斗)を養うため、幹部として仕事をこなしていた。しかし、キットはホーとマークが裏組織で働いていることを全く知らず、正義感に燃え警官になろうとしていた。

ホーはキットの警官としての就職を機に足を洗うことを父に約束し、最後の仕事として台湾での取引に向かった。だが取引は密告されており、警察に取り囲まれたホーは、ボスの息子・シンを逃して、自首。一方香港では、取引の失敗を受けた組織が、口封じのためにホーの家を襲撃。

ディエンは殺され、キットは尊敬する兄が組員だったことを知ってしまう。さらに事情を知ったマークは報復を決意、裏切り者の一派が集うレストランに単身で乗り込み、敵を皆殺しにするが、足を負傷してしまう。

8年の服役を経てホーは出所した。だがキットは父の死の原因をつくり、出世の妨げともなっている兄を受け入れようとはしない。それでもホーは和解を願い、今度こそ堅気となって穏やかに暮らそうとするのだが——。

公式サイト

【公式サイト】https://abt-stage.com/
【公式X(Twitter)】@abt_stage2024

[PR]






チケットぴあ
Travis Japan松倉海斗と川島如恵留のW主演で伝説の香港映画『男たちの挽歌』舞台化!全キャスト・配役発表
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。