成田凌&黒木華で燃え殻の書き下ろし小説「湯布院奇行」が朗読劇に


2021年9月に新国立劇場にて朗読劇『湯布院奇行』が上演される。本作は、「ボクたちはみんな大人になれなかった」などで知られる燃え殻による書き下ろし原作を、佐藤佐吉が脚色し、映画「花束みたいな恋をした」の土井裕泰の舞台初演出で贈る作品。

作家である「私」が「謎の美女」により現実とも虚構ともつかない世界に誘われる物語で、主人公である小説家の「私」役を成田凌、彼を翻弄する「謎の美女」役を黒木華が演じる。

コメント紹介

◆成田凌
脚本を読ませていただき、次の行にどんな言葉が来るのか、わくわくが止まりませんでした。少し不気味で、美しく愛おしい、湯布院奇行という旅に没入していただきたいです。信頼できるスタッフ、心強い共演者と共に、初の朗読劇を楽しみたいと思います。

◆黒木華
土井監督と成田凌さんと朗読劇という形で、燃え殻さんの不思議で色気のある世界をどう広げられるのか、想像を膨らませて楽しみたいと思います。

◆燃え殻(もえがら)
宛のない物語を書いてしまったのは、去年の夏のことでした。今回のプロデューサーの佐井さんに、その物語を送ったことですべてが始まりました。素晴らしいスタッフの方々、出演者の皆さまと一緒に作品作りができることを、期待半分、恐怖(武者震いと思いたい)半分で、いまから楽しみにしております。

◆佐藤佐吉
デビュー作からファンだった燃え殻さんの原作。演出が土井裕泰監督。脚本のお話をいただいた時お断りする理由は全くなかったので即答でお引き受けしました。今までとはちょっと肌触りの違う燃え殻ワールドご堪能ください。

◆土井裕泰
「これを朗読劇にしたいのです」とある日私のPCに送られてきたファイルには“湯布院奇行”という標題が記されていて、その時抱えていたままならぬ仕事のままならなさにほとほと疲弊しきっていた私は、何かから逃れるように、縋るようにそのファイルを開き、頁をめくってしまった。そしてその日から、この不可思議な「湯布院」の物語と人間たちが私の中に棲みついてしまったのです。

成田凌、黒木華という敬愛する俳優達との、この奇しき道行きがどこにたどり着くのか、「朗読劇」という新しい扉の前で立ち竦みながらも、わくわくと震えが止まらないでいるのです。

朗読劇『湯布院奇行』公演情報

上演スケジュール

2021年9月28日(火)~9月30日(木) 新国立劇場 中劇場

キャストオ・スタッフ

【出演】
私:成田 凌
謎の美女:黒木 華

【原作】燃え殻
【脚本】佐藤佐吉
【演出】土井裕泰

チケット情報

【料金】7,500円
【オフィシャル抽選先行】8月11日(水)~
【一般発売】9月1日(水) ※予定

あらすじ

「今、君の目の前に立っている女を私たちで共有しないか?」店先で女から渡された手紙に、そう書かれていた。

都会での生活に疲れた作家の「私」は、知り合いの芸術家の勧めで湯布院へ向かう。そこで瓜二つの2人の女性に翻弄され、徐々に現実と虚構の境がわからなくなっていき・・・。彼の行き着く先は楽園か、それとも・・・!?

【公式サイト】https://www.yufuinkikou.com/

チケットぴあ
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