中山優馬主演シンフォニー音楽劇『蜜蜂と遠雷』~ひかりを聴け~上演決定!ピアノ生演奏も披露


2021年3月から神奈川、大阪、福岡でシンフォニー音楽劇『蜜蜂と遠雷』~ひかりを聴け~が上演されることが発表され、主人公・風間塵役で中山優馬が主演を務めることも分かった。中山は劇中でピアノ曲の生演奏も披露するという。

恩田陸作「蜜蜂と遠雷」は、2017年年間ベストセラーとなり、直木賞・本屋大賞に輝き、音楽をテーマにした小説として累計100万部を超えた数少ない作品で、2019年10月には映画化されるなど話題となった。世界的コンクールに出場するで若きピアニストたちや彼らを取り巻く人々の心情が描いており、超絶技巧を要する数々のクラシックのピアノ曲の名曲演奏と共に、コンクールファイナルに向けてドラマが展開される。

本公演では、映画に先駆けて、オーケストラと共に2018年1月以来、リーディングとオーケストラコンサートとを融合して上演し、好評を博してきた。今回はさらにバージョンアップ=歌と芝居とピアノ演奏をコラボレーションした新たな音楽劇として披露し、「蜜蜂と遠雷」という音楽小説の世界観を舞台上でのリアルな作品として表現していく。

物語の鍵となる登場人物で重要なファクターとなる主人公で無頼派ピアニストの風間を中山が務め、劇中で名曲『サティ:ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)』をピアノで生演奏することに。また、風間と同じくコンクールに出場し圧巻のテクニックで魅了するピアノの貴公子マサル・カルロス・レヴィ・アナトール、幼いころから天才肌で将来を嘱望される女性ピアニスト栄伝亜矢、最年長ピアニスト高島明石などは、実力派俳優が演じることが予定されているとのことで、後日発表されるという。

さらに、作者である恩田陸氏自ら作品のテーマ曲を作詞し、音楽監督の千住明氏が作曲した「ひかりを聴け」をはじめ、物語に登場するクラシックの名曲をすべての作詞を手掛けており、コンクールの中で生きる人たちの世界を表現したリアルな歌、映像などを駆使した芝居、オーケストラやピアノによる生演奏の音楽で、ドラマチックに表現し、セリフや歌がまるでそこに生きる人物の言葉とメロディーに重なり旋律のように組み合わせた新しい形のシンフォニック音楽劇として展開される。

コメント紹介

◆中山優馬
僕の中でのピアニストの印象は、孤高で神秘的です。それは音楽という目には見えない、正解のない答えを探して日々悩み情熱を注いで一瞬とも言える演奏のその時に全力をぶつける姿がとても美しいからです。蜜蜂と遠雷。この作品にはその情熱と神秘さが溢れていると思います。
歌と芝居とピアノ演奏。それとオーケストラが今回は融合する音楽劇という事で、初めての経験です。舞台も一期一会だと思っています。上演時間のその一緒とも言える時間に自分の全てをぶつけたいと思います。人とコミュニケーションをとる事が難しい今、音楽という不滅の力で繋がりましょう。同じ空間で共有できることを楽しみにしております。全力を尽くします。

公演情報

シンフォニー音楽劇『蜜蜂と遠雷』~ひかりを聴け~
【横浜公演】2021年3月27日(土)~4月11日(日) KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
【大阪公演】2021年4月17日(土)~4月18日(日) 新歌舞伎座
【福岡公演】2021年5月1日(土)~5月3日(月・祝) 博多座

【原作・作詞】恩田陸
【音楽・監督】千住明
【脚本・演出】モトイキシゲキ
【演出】藤澤浩一

【配役/出演】
風間塵役:中山優馬
*ほか出演者は後日発表。

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