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WOWOW密着×舞台『アテネのタイモン』吉田鋼太郎、藤原竜也らが蜷川幸雄の意思を受け継ぐ

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2018年4月29日(日・祝)にWOWOWライブにて、蜷川幸雄から受け継いだシェイクスピア全37作 完全上演へ向かって 密着×舞台『アテネのタイモン』が放送される。同番組は、2017年12月に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて上演された『アテネのタイモン』の稽古初日から千秋楽までを追った密着番組。

彩の国さいたま芸術劇場の監督に就任し、生涯を賭けてシェイクスピア全37作品の完全上演を目指した世界的演出家・蜷川幸雄。これまでに32作品が「彩の国シェイクスピア・シリーズ」として上演されたものの、2016年に蜷川が逝去。2代目の芸術監督に就任したのが数々の舞台で蜷川の薫陶を受けてきた吉田鋼太郎だ。吉田は蜷川の遺志を継ぐと共に、年若くして蜷川に才能を見出された藤原竜也らと共に「彩の国シェイクスピア・シリーズ」を再び始動。その1作目が『アテネのタイモン』だ。

『アテネのタイモン』02

番組の中では、稽古風景を中心にこの舞台にかける二人の思いも語られた。亡くなる1ヶ月前に蜷川から「鋼太郎(吉田)が役者の面倒を見てくれるの含め、残りをやってくれれば安心だ」と信頼の言葉を受けた吉田は「蜷川さんの跡を継いだ第1作目という責任感と緊張感と不安が予想以上に大きかったので、なかなか大変でした。出演の藤原君や横田栄司君もすごいものをぶつけてくる方々なので、稽古をしたいという思いと、途中で何度も辞めたいなとも思いました。滅多に無いのですが、家に帰ってもビールを半分も飲めない、ご飯も喉を通らない状態が3週間続いています」とコメント。

『アテネのタイモン』03

藤原も「恐ろしいぐらいの稽古を受けてきたので、必死に、蜷川さんに失礼の無いように全力で向き合うしかないです。なんでもやってみないと、何のために稽古場に来てるんだって思いますし。とにかく、稽古でできないことは本番でもできないので、可能性を探って深めていくっていうやりかたが正しいと思っています」語った。

また、蜷川作品に欠かせない横田栄司は、吉田や藤原を蜷川との出会いの時から立ち会っており、二人のエピソードや情熱を語った。さらに、蜷川が亡くなる前日に吉田と藤原が病室に出向いた話や、共に経験した最後の別れのエピソード、そしてWOWOWがこれまでに長年にわたり取材してきた蜷川の貴重なインタビューも、番組の中に盛り込まれている。

蜷川幸雄から受け継いだシェイクスピア全37作 完全上演へ向かって 密着×舞台『アテネのタイモン』は4月29日(日・祝)13:00より、『アテネのタイモン』吉田鋼太郎×藤原竜也は5月12日(土)17:15よりWOWOWライブにて放送される。

◆彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾『アテネのタイモン』
【日時】2017年12月15日~12月29日
【会場】埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
【演出】吉田鋼太郎
【出演】吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司ほか

(舞台撮影/渡部孝弘)

【公式サイト】http://www.wowow.co.jp/detail/112396

(文/エンタステージ編集部)

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