2020年9月17日~9月22日
目次
多くのユダヤ人を救った日本人・杉原千畝の実話を舞台化
1939年9月1日 早朝、ナチス・ドイツは宣戦布告なしにポーランド攻撃を開始。第二次世界大戦の勃発である。
その頃、ポーランドには350万人のユダヤ人が住んでいた。ヤンクル、メンデルとその家族たちはナチスの手から逃れて、リトアニアの首都カウナスのアパートに潜むことはできたが、彼らを迎えたのは悪いニュースばかりであった。
各国の領事館は、ソ連の勧告通りに国外退去するため、早々と閉鎖していた。しかし、一つだけ手があった。まだ閉鎖していない日本領事館から通過ビザを発給してもらい、そのビザの効力でソ連を通過し、日本に渡り、第三国に行く道である。
ユダヤ人達は、日本領事館に殺到する。日本領事館ではソ連の国外退去の勧告に応じるため、出国の準備が始められていた矢先のことであった。
領事、杉原千畝(ちうね)は本国に電報を打つ。「ユダヤ人にビザを発給してよいか」
しかし、日本政府の答えは「発給スルナ」
ユダヤ人達は千畝に訴える。「タスケテクダサイ、センポ・スギハァラ」「コノコヲミゴロシニ、シナイデクダサイ、センポ・スギハァラ」
そしてナチス・ドイツは、リトアニアにじりじりと接近してくる・・・。
詳細情報
公演期間 | 2020年9月17日~9月22日 |
劇場 | 東京芸術劇場 シアターウエスト |
キャスト | 館野元彦 中村真由美 鶴田尚子 池上礼朗 説田太郎 横手寿男 馬渕真希 山形敏之 齋藤千裕 植木圭 竹内奈緒子 宮﨑愛美 鈴木正昭 柴田愛奈 向暁子 大竹直哉 |
スタッフ | 脚本・演出:平石耕一 ほか |
公式サイト | http://www.gekidandora.com |