2020年6月9日~6月28日
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マキノノゾミ×西川信廣の文学座6月公演!
1970年代半ば。
保守系の有力代議士だった父親が亡くなったことでアメリカから帰国した藤尾。彼女は才色兼備で何事に対しても積極的だ。異性に対しても自身の気持ちに正直である。彼女の腹違いの兄、甲野は父の跡を継ぐ気は毛頭なく、売れないマニアックなロック雑誌を編集している。大学時代、軽音楽研究会で一緒だった宗近とその妹・糸子に編集作業やら雑用を任せている。そしてもう一人、同じサークル仲間であった小野は現在司法試験を受けるべく勉強中だ。亡父には宗近に藤尾を結婚させたい意向があったが、藤尾本人は将来有望な小野に思いを寄せている。その小野にも藤尾との結婚で将来が開けるのではないかという野心もあるが、恩人井上の一人娘・小夜子という、婚約者に近い相手がいるのであった。
敗戦の傷を覆い隠し、人々の心から「闘争」の二文字が消えた時代。第二の明治維新とも言うべき「昭和の敗戦」を経た日本で「青年が大人になるとはどういうことか」を問いかける群像劇。
詳細情報
公演期間 | 東京:2020年6月9日~6月17日 大阪:2020年6月27日~6月28日 |
劇場 | 東京:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA 大阪:ピッコロシアター |
キャスト | 早坂直家 植田真介 斉藤祐一 細貝光司 上川路啓志 富沢亜古 伊藤安那 鹿野真央 髙柳絢子 内堀律子 |
スタッフ | 作:マキノノゾミ 演出: 西川信廣 ほか |
主催 | 文学座 |
公式サイト | http://www.bungakuza.com/index.html |