2020年7月6日~7月23日
目次
青年・津島修治の嘘に爆笑し、作家・太宰治の真実に涙あつく溢れる。
「ちくしょう、三人いるとイヤになるくらい盛り上がるなあ」
「・・・ぼくでいいのか」
「君だからいいのだ」
昭和五年春。東京帝国大学に合格した青年、津島修治のちの太宰治。
「この世が今のような涙の谷であってはならぬ。
われわれはこの世から涙を退治する民衆の友でなければならぬ」と
帝大生の佐藤、早大生の山田、三人は生涯の友情を誓い合う。
そこに青森から大地主である津島家の番頭、中北が大切な話があるとやってきて――。
太宰治文学の数々(「走れメロス」「人間失格」「晩年」・・・)を巧みに織り込み、
大きなうねりの時代の中にあった青春の日々を描いた井上ひさし版評伝劇。
12年の時を経て、2020年夏、新たに開幕。
詳細情報
公演期間 | 2020年7月6日~7月23日 |
劇場 | 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA |
キャスト | 青柳翔 塚原大助 伊達暁 益城孝次郎 北川理恵 栗田桃子 |
スタッフ | 作:井上ひさし 演出:鵜山仁 ほか |
公式サイト | http://www.komatsuza.co.jp/index.html |