『ねじまき鳥クロニクル』

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2023年11月より舞台『ねじまき鳥クロニクル』が上演。成河、渡辺大知がWキャストで主演を務める。
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目次

あらすじ

物語は、静かな世田谷の住宅街から始まる。主人公のトオルは、姿を消した猫を探しにいった近所の空き家で、女子高生の笠原メイと出会い、トオルを“ねじまき鳥さん”と呼ぶ少女と主人公の間には不思議な絆が生まれる。赤いビニール帽子をかぶった“水の霊媒師”加納マルタが現れ、本田老人と間宮元中尉によって満州外蒙古で起きたノモンハン事件の壮絶な戦争の体験談が語られる。

そしてある日、妻のクミコが忽然と姿を消した。クミコの兄・綿谷ノボルから連絡があり、クミコと離婚するよう一方的に告げられる。クミコに戻る意思はないと。だが、クミコ失踪の影には綿谷ノボルが関わっているのではないかという疑念はしだいに確信に変わってゆく。トオルは、得体の知れない大きな流れに巻き込まれていることに気づきはじめる。

何かに導かれるように隣家の枯れた井戸にもぐり、クミコの意識に手をのばそうとする主人公トオル。世田谷の路地から満州モンゴル国境まで、クミコを取り戻す戦いは、いつしか時代や空間を超越して、“悪”と対峙する“ねじまき鳥”たちの戦いとシンクロする。暴力とエロスの予感が世界をつつみこむ・・・。
はたして、“ねじまき鳥”はねじを巻き、世界のゆがみを正すことができるのか? トオルはクミコを探し出すことができるのか・・・。笠原メイとふたたび会えるのか。

公演情報

上演スケジュール

【東京公演】
2023年11月7日(火)~11月26日(日)
東京芸術劇場プレイハウス

【大阪公演】
2023年12月1日(金)~12月3日(日)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

【愛知公演】
2023年12月16日(土)~12月17日(日)
刈谷市総合文化センター大ホール

出演

岡田トオル:成河 渡辺大知(Wキャスト)
笠原メイ:門脇麦
綿谷ノボル:大貫勇輔 首藤康之(Wキャスト)
加納マルタ/クレタ:音くり寿
赤坂シナモン:松岡広大
岡田クミコ:成田亜佑美
牛河:さとうこうじ
間宮:吹越満
赤坂ナツメグ:銀粉蝶

<特に踊る>
加賀谷一肇 川合ロン 東海林靖志 鈴木美奈子
藤村港平 皆川まゆむ 陸 渡辺はるか

<演奏>
大友良英 イトケン 江川良子

スタッフ

【原作】村上春樹
【演出・振付・美術】インバル・ピント
【脚本・演出】アミール・クリガー
【脚本・作詞】藤田貴大

ほか

主催・企画制作

ホリプロ

公式リンク

公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/nejimaki2023/
公式Twitter:@horipro_stage

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