あらすじ
イングランド王ジョン(吉原光夫)の下へ、先王リチャード1世の私生児だと名乗る口の達者な男が現れる。ジョンの母エリナー皇太后はその私生児・フィリップ・ザ・バスタード(小栗 旬)を親族と認め従えることを決める。
そこへフランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎)からの使者がやってくる。ジョンは、正当な王位継承者である幼きアーサーに代わってイングランド王となっていたが、「王位をアーサーに譲り、領地を引き渡すよう」に要求しにきたのだ。それを拒んだジョン王は、私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。
まんまと王族の仲間入りをした私生児は、権力者たちの愚かなふるまいを鼻で笑いながらも、戦争へと巻き込まれていく。
アーサーの存在が疎ましいジョン王は、腹心の臣下であるヒューバートに、恐ろしく非情な命を下す。この決断が、ジョン王と私生児の運命を大きく狂わせるのだった。
権力者の思惑に振り回され、世界は混迷を極めていく―――。
公演情報
上演スケジュール
【東京公演】
2022年12月26日(月)~2023年1月22日(日)
Bunkamuraシアターコクーン
【愛知公演】
2023年1月26日(木)~2023年1月29日(日)
御園座
【大阪公演】
2023年2月3日(金)~2023年2月12日(金)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【埼玉公演】
2023年2月17日(金)~2023年2月24日(金)
埼玉会館大ホール
出演
フィリップ・ザ・バスタード:小栗旬
ジョン王:吉原光夫
皇太后エリナー:中村京蔵
コンスタンス夫人:玉置玲央
ルイ皇太子:白石隼也
ヒューバート:高橋努
ブランシェ:植本純米
フィリップ2世:吉田鋼太郎
間宮啓行 廣田高志 塚本幸男 飯田邦博 坪内 守 水口テツ
鈴木彰紀 堀 源起 阿部丈二 山本直寛 續木淳平 大西達之介 松本こうせい 酒井禅功/佐藤 凌(Wキャスト)
<演奏>サミエル 武田圭司 熊谷太輔/渡辺庸介
※本公演にジョン王役で出演を予定していた横田栄司は、心身の不調のため降板
※ジョン王役について、東京公演は吉原光夫、埼玉・愛知・大阪公演は吉田鋼太郎に変更あり
※東京公演で吉田鋼太郎が演じるフランス王役として、新たに櫻井章喜が出演
スタッフ
【作】W.シェイクスピア
【翻訳】松岡和子
【上演台本・演出】吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)
ほか
主催
【東京】公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ
【愛知】御園座/中日新聞社
【大阪】梅田芸術劇場/ABCテレビ
【埼玉】公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
公式リンク
公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/kingjohn2022/
公式Twitter:@horipro_stage
公式Instagram:horipro_stage
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