ミュージカル『ジェイミー』で森崎ウィン＆高橋颯がドラァグ・クイーン目指す高校生に！イギリス初の大ヒット作、日本初上陸

2021年2月26日2024年8月9日

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イギリス発『ジェイミー』日本初上演！森崎ウィン＆高橋颯がドラァグ・クイーン目指す高校生に

イギリス発の大ヒットミュージカル、ミュージカル『ジェイミー』が、2021年夏に日本で上演されることが決定した。出演は森崎ウィン、高橋颯（WATWING）、安蘭けい、ほか。

2011年にイギリスBBCで放送されたドキュメンタリー『Jamie:Drag Queen at 16』をベースに、1つのミュージカルが作られた。それが、このミュージカル『ジェイミー』（原題：EVERYBODY’S TALIKING ABOUT JAMIE）。2017年にドキュメンタリーの舞台となったイギリスサウス・ヨークシャーにあるシェフィールド劇場にて初演されると、同年にロンドンウェストエンドへの進出が決定現在もロングラン上演を続けるだけでなく、イギリス全土の映画館でのライブ上映や映画化（日本公開予定あり）、さらにイギリス最高峰の演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞に5部門でノミネートするなど、異例の大ヒット作となった。

描かれているのは、「ドラァグ・クイーンになる」という夢を抱いた16歳の高校生ジェイミー・ニューが、周囲の反対や多くの困難を乗り越え、自分らしさを貫く姿。「人生は自分自身のもの、自分らしく生きていい」と、多様性を求める現代社会のあり方をとびきりの愛で包む、最高にハッピーなミュージカルとなっている。

日本初演で主人公ジェイミー役を演じるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー１』に出演するなど国際的に活躍し、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』season2でのトニー役の好演も記憶に新しい森崎と、ダンス&ボーカルグループ「WATWING」のメンバーで、2020年に『デスノート THE MUSICAL』Ｌ役で鮮烈なミュージカルデビューを飾った高橋のWキャスト。

ジェイミーを温かく包み込む母親マーガレット役には、宝塚歌劇団星組トップスターとして活躍し、昨夏上演されたミュージカル『ビリー・エリオット』ウィルキンソン先生役で第28回読売演劇賞優秀女優賞を受賞した安蘭けい。

ヒロインのプリティ役は人気アイドルグループ「アンジュルム」で活動し、グループ卒業後も歌唱力の高さを活かし数多くのミュージカルに出演する田村芽実と、E-girls解散後に女優・モデルとして活躍する山口乃々華が演じる。

ジェイミーと敵対するディーン役にはミュージカル『刀剣乱舞』加州清光役をはじめ人気作品のキャラクターの数々を演じてきた佐藤琉司と、ダンスロックバンド「DISH//」のギター担当であり、俳優としても活躍がめざましい矢部昌暉が扮する。また、ジェイミーのクラスメイトには伊藤かの子、太田将熙、川原一馬、小西詠斗、鈴木瑛美子、田野優花フランク莉奈、MAOTOらという顔ぶれに。

そして、現実主義の教師ミス・ヘッジ役には樋口麻美と実咲凛音。酸いも甘いも知り尽くしたドラァグ・クイーンのトレイ役とライカ役は吉野圭吾と泉見洋平、永野亮比己。さらにマーガレットと共にジェイミーを応援し、二人を支える友人レイ役を保坂知寿、ジェイミーの父役とドラァグ・クイーンの一人サンドラ役を今井清隆、ジェイミーの夢を応援するヒューゴ役と伝説のドラァグ・クイーンロコシャネル役を石川禅が務める。

ミュージカル『ジェイミー』東京公演は今夏2021年８月に上演される。大阪公演・愛知公演の予定あり。

コメント紹介

◆森崎ウィン
2017年にイギリスで幕が開いた新しいミュージカルの日本版初演にジェイミー役として出演することができ、とても興奮しています。
毎日楽曲を聞き楽しみが増す一方、この作品が持つ今だからこそ伝えたいメッセージを日本のお客様に初めてお届けする責任感も感じています。
早くジェイミーに会いたい。そして歌いたくて踊りたくて、うずうずしております。早く稽古始まらないかな。超えなきゃいけない“壁”はたくさんありますが、本当に楽しみでしかないんです。
ぜひ、劇場でお待ちしております。

◆高橋颯（WATWING）
個性を活かして、僕だからこそ演じられるジェイミーをキャストの皆さんと一緒に作っていき、皆さんを愛で包みこめるようになりたいと思っています。
稽古場では、自分の長所は伸ばし、短所を克服しながら、吸収できるものは余す事なく吸収して成長できるようにがんばります！そして素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できることから今からとても楽しみです。
今回、ジェイミーを演じることの難しさを強く感じているので、共にジェイミーを演じる森崎ウィンさんから様々なことを学べたらと思っています。学ばせてもらっているだけではなく、お互いに高め合えるように協力してこの作品をより良いものにしていけたらと思っています。

◆プロデューサー
「THE HIT MUSICAL FOR TODAY」とあるように、セクシュアリティのみならず、人種や宗教、価値観など現代社会の多様性、まさに“今”をミュージカルというエンターテイメントを通して描いた素晴らしい作品です。ロンドンで拝見した際に、劇場を包み込む温かさや最高潮の興奮。これは絶対に日本のお客様に届けたい、と感じました。主人公ジェイミーの強さとジェイミーを支える母マーガレットの無償の愛は、「自分を愛し、あなたらしく生きていい」ということを投げかけてくれたようでした。日本版ミュージカル『ジェイミー』を見て、明日へのエネルギーを少しでも持ち帰って頂けたら幸いです。

あらすじ

主人公は16歳の高校生ジェイミー・ニュー。彼には一つの夢があった。
それはドラァグ・クイーンになること。そして高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加すること。母親から真っ赤なヒールをプレゼントされたことをきっかけに夢に向かって強く突き進む思いを抱いたジェイミーだが、学校や周囲の保護者たちは猛反対。
ジェイミーの夢を理解できない父との確執や周囲からの差別など、多くの困難を乗り越えながら、自分らしさを貫くジェイミーの姿に勇気と感動、そして幸せをもらえる、最高にハッピーなミュージカル！