2021年3月に伊礼彼方と河内大和による2人芝居、本多劇場グループnext『ダム・ウェイター』が上演されることが明かされた。
本作は劇作家ハロルド・ピンターが初期に発表した不条理演劇の傑作であり、ダム・ウェイターとは厨房などで使われる料理昇降機のこと。不条理劇ではない面白さと、体感する人によってエンディングの理解も変わってしまう奥深さを孕んだ作品である。
演出は、演劇ユニット「空っぽ人間<EMPTY PERSONS>」主宰、演出を手掛けるほか、フリーの演出として活動している大澤遊。
劇場は、すでにストーリーに没入するかのうような地下へと降りる階段のある下北沢・小劇場楽園。舞台を2方向から観劇できる客席構造を活かした演出を予定しているとのこと。
公演情報
2021年3月16日(火)~3月28日(日)
【キャスト】伊礼彼方、河内大和
【原作】ハロルド・ピンター
【翻訳】喜志哲雄
【演出】大澤遊
【チケット一般発売日】2月16日(火)予定
【チケット料金】全席指定6,500円(税込)【ベンside】【ガスside】
【ダム・ウェイターofficialサイト】https://www.the-dumbwaiter.com/
あらすじ
二人の殺し屋ベンとガスは、地下室で仕事の指示を待っている。
するとそこにあるダム・ウェイター(料理昇降機)が突然動き出し、中には料理のオーダーが書かれた紙切れが入ってる。奇妙な指示に踊らされ、困惑する二人。
これは何を意味している?何を試されている??
不可思議な時間を繰り返していた時、そして、そこへボスからの指示が・・・