チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演でバリアフリー展開

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チェルフィッチュ(主宰:岡田利規)が、美術家・金氏徹平と取り組んできた「消しゴム」シリーズの最新公演として『消しゴム山』東京公演を、2021年2月11日(木)から2月14日(日)まであうるすぽっとにて上演する。

チェルフィッチュとコラボレーターである美術家・金氏は、劇場版『消しゴム山』(2019年10月KYOTO EXPERIMENT2019)、美術館版『消しゴム森』(2020年2月金沢21世紀美術館)、日常空間版『消しゴム畑』(2020年5月~/オンライン)を通して、異なる形式の中で人とモノと空間と時間の新しい関係性を提示することを試みてきた。

https://www.youtube.com/channel/UC2_xlx5RN0_PrkY0dF8w7pw

今回の『消しゴム山』東京公演では、上演と合わせて聞くことでエクストラな消しゴム山が姿を現す「エクストラ音声ガイド貸出(骨伝導イヤホンの貸出、視覚障害の方優先)」や、子どもや障害のある方のための「鑑賞マナー ハードルの低めの回」を実施。

また、日本初のバリアフリーと多言語で鑑賞できるオンライン型劇場『THEATRE for ALL(シアターフォーオール)』と連携してライブ配信を行うことで、広くバリアフリーに力を入れるとのこと。ライブ配信は、2月13日(土)18:00公演および2月14日(日)14:00の回に実施される。詳細は1月上旬に公開予定。

【THEATRE for ALL LABマガジン】https://note.com/theatre_for_all
【THEATRE for ALLティザーサイト】https://www.theatreforall.net/

このほか、上演の前後にワークショップなどを行うことによって、鑑賞体験を学びの場に変換する「コネリング・スタディ@オンライン」も開催。チェルフィッチュの俳優たちと出会い、「消しゴム」シリーズで開発された演劇メソッド「半透明になる」ことを実験し、自分の部屋から映像作品を配信するプログラムも実施予定。講師アーティストは米川幸リオン。開催は2021年1月23日(土)にZOOMにて。

チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演(2020/2021 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ)は、2021年2月11日(木)から2月14日(日)まで上演予定。

公演情報

チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演
(2020/2021 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ)
2021年2月11日(木)~2月14日(日) あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
鑑賞マナーハードル低めの回:2月13日(土)14:00公演
ライブ配信:2月13日(土)18:00公演/2月14日(日)14:00公演

【作・演出】岡田利規
【セノグラフィー】金氏徹平

【出演】青柳いづみ、安藤真理、板橋優里、原田拓哉、矢澤誠、米川幸リオン

【チェルフィッチュ公式サイト】https://chelfitsch.net/

『消しゴム山』写真(撮影:守屋友樹/提供:KYOTO EXPERIMENT事務局)

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