2020年12月25日(金)から劇団☆新感線の作品がNetflix、Amazonプライムビデオで配信されることが発表された。配信作品第一弾として、『蛮幽鬼』『髑髏城の七人(2011)』『五右衛門ロック』『蜉蝣峠』『薔薇とサムライ』『シレンとラギ』『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』『蒼の乱』が配信されるという。
今年40周年を迎えた劇団☆新感線はVHSテープの時代から、多くの皆様に公演の感動を反芻するアイテム、また公演を画面で体験するアイテムとして、公演の映像化に取り組んできた。その後も映像技術の進化に合わせて、DVDになり、Blu-rayになり、さらにはゲキ×シネという究極の演劇の映像化に取り組み、新しい映像・映画の表現として国内、海外映画祭でも高い評価を得ている。
そして近年、多くの演劇作品が配信という形で提供されていく中、劇団☆新感線も手軽に見られるエンターテインメントの一つとして、配信に乗り出すことになったという。
配信情報
2020年12月25日(金)より配信開始
※2021年初頭より北米・ヨーロッパ諸国・アジア諸国(中国本土以外)のNetflixにて配信予定
◆Netflix:https://www.netflix.com/jp/
【配信形態】サブスクリプション(SVOD)※月額固定
【価格】Netflixの利用料金に準じる。
【配信作品】『蛮幽鬼』『髑髏城の七人(2011)』
◆Amazonプライムビデオ:https://www.amazon.co.jp/gp/video/getstarted
【配信形態】都度課金(TVOD)※作品毎都度払い
【価格】各タイトル500円
【配信作品】
『五右衛門ロック』『蜉蝣峠』『薔薇とサムライ』『髑髏城の七人(2011)』『シレンとラギ』 『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』『蒼の乱』
コメント紹介
◆劇団☆新感線プロデューサー・株式会社ヴィレッヂ代表取締役社長 柴原智子氏
いよいよ劇団☆新感線も配信に乗り出すことにいたしました。
配信を検討するきっかけは、2019年秋にスペインのシッチェス映画祭で 『髑髏城の七人』Season風 を上映した時のことです。スペイン語とカタルーニャ語の字幕が入った画面を現地の人々や映画祭に訪れた海外の人々が食い入るように見ていて、終わった瞬間に大きな拍手や興奮した会話で「この映画はどこで手に入れられるのか?」「もっと違う作品はないのか?」と聞かれて、「日本でしか買えない、ごめんなさい」としか返事出来なかったことに端を発します。海外でも入手できるルートは何が有るのか模索し、知ってもらえる手段も考え、国内だけではなく海外にむけても作品を発信できる配信というスタイルに、大きな可能性を感じました。
国内外のよりたくさんの人々と楽しさを分かち合いたい!という思いを込めた、生の演劇を映像に閉じ込めたエンターテインメントの始まりです!!
まずはNetflixで2作品、Amazonプライムビデオで7作品。国内配信からスタートして、来年の初頭には、Netflixにて北米・ヨーロッパ諸国・アジア諸国(中国本土以外)での配信を予定しています。
また、配信という多くの作品を楽しめるメディアでお手軽に作品をご覧頂ける機会をお届けする一方で、これまでのようにBlu-rayなどの手に取れるメディアだからこそお届けできるスーベニール感のある映像商品、ゲキ×シネなどの映画館の大スクリーン・高音質な環境だからこそ感じられるエンターテインメント感あふれる映像作品も、引き続き製作していく予定です。
生の舞台はもちろん、映画館で、Blu-rayやDVDで、そして配信で、様々な形で劇団☆新感線の作品を楽しんで頂ければと思いますので、これからもよろしくお願いします!
【公式サイト】 http://www.vi-shinkansen.co.jp/UserArticle/Detail/468