「オレイス」初の脱落者が決定した第3話･･･“歌唱審査”で明暗『主役の椅子はオレの椅子』レポート

2020年10月7日2024年7月25日

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ABEMA（アベマ）とネルケプランニングがタッグを組んだ『主役の椅子はオレの椅子』（以下『オレイス』）の第4話が、10月7日（水）22：00に公開される。前回配信の第3話「最初の脱落者。涙、残酷な選択」では、「歌唱審査」が行われ、タイトルの通り初の脱落者が決定した。第4話の配信を前に、この模様をプレイバック。

『オレイス』は、19人の若手俳優たちが共同生活をしながら、過酷なオーディションに挑戦する俳優育成バトル番組。オーディションを勝ち抜いた上位10名には舞台への出演権が与えられ、トップに立った者には同舞台の“主役の座”と、堤幸彦が監督を務める映画での主演権も手にすることができる。番組では、3話以降、毎回一人が脱落。該当者には「出演はせず舞台の裏方に回る」または「完全に番組を降りる」という、残酷とも思える選択が待っている。

19名の参加者は、河島樹来（21）、久保雅樹（27）、小林玲雄（22）、清水田龍（19）、志茂星哉（21）、相馬理（23）、曽田陵介（22）、園村将司（22）、髙橋祐理（20）、中塚智（21）、中三川歳輝（19）、新美直己（22）、西原健太（26）、飛葉大樹（22）、松井遥己（24）、松江大樹（25）、三浦海里（23）、森田力斗（22）、谷津翼（23）。

19人のプロフィール：https://programnews.abema.tv/posts/9772071

初の脱落者が決まる運命の3日目を、スタジオからMCの尾上松也、レギュラー出演者の石田明（NON STYLE）、女優の今泉佑唯、スペシャルゲストの山之内すずが見守る。

今日から一人ずつ脱落者が決まるというだけあって、普段賑やかな参加者たちの間にも緊張が漂っていた。この日、最初に行われたのは、役者にとって必要不可欠な“発声力”を試す試験。「あえいうえおあお」を一息でどれだけ長く続けられるか試すこの試験は、第一線で活躍する俳優ですら、実は30秒続けるのは難しいと言われているもの。

この試験でトップに立ったのは、体力に自信がある志茂。負けず嫌いの曽田はも2位にランクインした。また、3日目開始前の総合ランキングで最下位となっていた三浦と飛葉は、奮わず共に12位という結果に。

これを踏まえ、歌唱指導兼ボイストレーナーのカサノボー晃を講師に迎え、「歌唱審査」が始まる。五感とイメージ力を活かす独自の指導法で数多くの役者を磨き上げてきた、カサノボーは、開口一番「会っていきなりなんですが、みんなと初めて会うので、自己紹介がてら十八番の曲を“自由曲課題”として聞かせてください！」と指示。音程・リズム・声量・個性の4項目で採点されるこの審査では、どれだけ緊張せずに自分の実力を発揮できるかが重要なポイントとなった。

高評価を得たのは、AIの「Story」を歌った松江、ORANGE RANGEの「花」を歌った谷津、DISH//の「猫」を歌った清水田の3人。一方で、歌が苦手だと話していた西原はその言葉どおり苦戦を強いられた。

そんな西原の様子に、スタジオから石田明が「歌下手な子はほんまにツライやろな･･･と思うんだけど、舞台に歌とダンスはつきものですから。ここは前向きに捉えていかないとダメですね」とコメント。

続いて、課題曲として、TikTokを中心に多くの話題を集め大ヒットしている瑛人の『香水』が提示された。カサノボーから独特な腹式呼吸や発声法の指導を受けた参加者たちは、歌唱審査の本番に臨んだ。

すべての歌唱を見終えたカサノボーは、「思った通りにできた人、上手くいかなかった人、いろいろあると思いますけど、一番良くないのは緊張。緊張しちゃうことはしょうがないんだけど、でもこれもみんなの仕事。必ず緊張したところでやるのがみんなの仕事だから、緊張しないように自分を持っていくこともプロになる大事な要素です」とアドバイスの言葉をかけた。