毎月第4水曜日の23:00より放送されているWOWOWオリジナルミュージカルコメディ福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』。放送開始から4年目に突入する4月29日(水)は、井上と昆夏美が「恵みの雨」(『レ・ミゼラブル』より)を、中川晃教が新型コロナウイルスの影響により全公演中止となった『チェーザレ 破壊の創造者』の表題曲「チェーザレ」を歌唱するミュージックショーのコーナーのほか、ミュージカルスターたちによるひな壇トークが展開される。
福田がMCを務めるトークコーナーには、井上の他、川久保拓司、昆、城田優、鈴木壮麻、瀬奈じゅん、吉野圭吾が出演。ミュージカルスターならではの赤裸々トークを展開する。
また、ミュージックショーには井上&昆、中川が登場。「恵みの雨」を歌う井上は「『レ・ミゼラブル』の曲はほとんど歌えるんですけど、出演したことはないんです。演じたことがない役の歌を、こうして、本役の方と歌わさせて頂くのが好きですね。しかも、だいたいドラマチックな場面じゃないですか。ホントに申し訳ないというか、うれしいです」とコメント。
昆も「お芝居の中だとすごく感情移入している曲なんですけど、歌だけの披露となると、なかなか緊張するというか。ガッツリお芝居のテンションでいくとコテコテになるし、だからと言ってただ歌うだけでは・・・塩梅がすごく難しい曲だと思います」とメッセージを寄せた。
また、新型コロナウイルスの影響によりやむなく全公演中止となってしまった『チェーザレ 破壊の創造者』の主演・中川は「本当ならば、今頃は無事に開幕し、絶賛公演中!だったはずの『チェーザレ』ですね。この収録は、『フランケンシュタイン』東京公演千秋楽の後に行われました。私たちにとって、今、世界で起こっている出来事こそ、時代の運命によって、物事の見方を変えるタイミングにあるのかもしれません」と語り、「チェーザレは、かつての栄華を誇ったギリシャ・ローマを築き上げたリーダーと出会い、教皇派という仮面を被り、中身は皇帝派としてハイブリッドな個性と才能、そして運命で、新たな時代を創造していきます。図らずも16歳チェーザレの物語から今を生きる私たちに通ずるテーマ、誰もがしあわせに暮らす、芸術溢れる豊かな国に、希望や思いを馳せることができます」とコメント。
さらに「音楽監督&ピアノ演奏の大貫さん率いるグリブラバンドは、一発OKテイクでいくぞ!という気合いと集中力、そしてライブ感の経験は、記者発表に次いで2度目の歌唱となる僕にとって、稽古に入る前の役作りにも繋がっていきました。中止の決定を覚悟した時、必ずいつか!近い将来に上演したいとそう思いました。劇場は、みんなの心の宿る場所。そのステージにチェーザレとして生きる日まで、僕も本作に携わるクリエイタースタッフの皆さん、共演者の皆さんと、作品を温め、深めていきます」と語った。
WOWOWオリジナルミュージカルコメディ 福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』 #37は、4月29日(水)23:00よりWOWOWライブにて放送される。また、現在番組オリジナルLINEスタンプが販売中だ。
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