三谷幸喜×モトイキシゲキ『罪のない嘘』佐藤B作、辰巳雄大、室龍太らで上演

当ページには広告が含まれています

2020年1月に三谷幸喜の名作「アパッチ砦の攻防」を原作とした舞台『罪のない嘘』~毎日がエープリルフール~が上演されることが明かされた。

本作は1996年に三谷幸喜が「劇団東京ヴォードヴィルショー」のために書き下ろしたシチュエーションコメディ。佐藤B作/佐渡稔/あめくみちこ/市川勇/伊東四朗らが出演し、東京での上演当初から話題となり、翌年には全国でも上演された。

2008年には佐藤が自ら演出を手掛けて<アパッチ砦の攻防より『戸惑いの日曜日』>として蘇らせ、以降も「劇団東京ヴォードヴィルショー」を代表する名作として受け継がれ、上演されてきた。

9年半ぶりの上演となる本作の出演は、「劇団東京ヴォードヴィルショー」主宰の佐藤B作をはじめ、片岡鶴太郎、鈴木杏樹、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)=1月・2月公演出演/室 龍太(関西ジャニーズJr.)=3月公演出演、あめくみちこ、黒田こらん、小林美江、山本ふじこ(Wキャスト)、星野園美(Wキャスト)、中西良太、まいど豊、佐渡稔ら個性豊かな顔ぶれ。日替わりゲストで、石井愃ー、佐藤銀平、梅垣義明が登場する。

◆佐藤B作(鏑木研四郎役)
24年前の初演の時は、脚本が書きあがったのが初日の4~5日前でした。それも一挙にドバーと半分以上の脚本がきたので、台詞覚えには本当に苦労しまして、本番中も、お客様はドカン!ドカン!笑ってくださるのですが、「次の台詞はなんだ?」しか頭になくて、頭も体もクタクタになった記憶しか残っておりません。

でも、その余裕のない状況が、かえってこのシチュエーションコメディに良かったのかも知れません。余計な演技を考えることもなく、ただただ悪化していく目の前の状況に集中していったのが・・・。でもちょとでもオーバーな演技に成るとお客様は笑いません。何よりもリアル感が大事なんです。この芝居は、喜劇を勉強させていただいた作品です。またまた今回、喜劇の修業をさせて頂こうと思っております!!

◆辰巳雄大(堤役)
鏑木研四郎の娘の恋人役を演じさせていただく、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大です。三谷幸喜さんの作品に参加することは役者としての目標のひとつでした!

これから台本の中にある三谷さんが詰まった喜劇の世界にどっぷり浸かって、佐藤B作さんをはじめとする各科目の先生のような役者の皆様とその世界を生きると思うと楽しみでなりません。オリンピックイヤーの始まりでもある令和初のお正月を是非、劇場で「罪のない嘘」の笑いと共に過ごしましょう!

◆室龍太(堤役)
この度「罪のない嘘」で堤役を演じます室龍太です。このお話しをいただいた時は嬉しかったですし、三谷幸喜さんの作品に出演させて頂けるのはとても光栄です!来年3月の愛知公演での参加となりますが、何よりもお芝居が大好きなので、今から楽しみでしかたありません。

錚々たる出演者の皆さん中で、役者として更に成長出来るように努めたいと思います!とにかく素晴らしい作品になるように楽しく一生懸命お芝居に真摯に向き合いたいと思います。ぜひ劇場でお待ちしております。

【あらすじ】
ものがたりの舞台は、数日前まで鏑木研四郎(=佐藤B作)が住んでいたマンションの一室。会社をつぶし、借金まみれとなった鏑木は、買値の半額以下でこの部屋を売却してしまったのだった。しかし、娘のちよみから「婚約者(=辰巳雄大/室 隆太)を紹介する」言われ、みじめな姿をみせたくないと思った鏑木は、少しだけの間、部屋を借りようと企む。

そこに今の持ち主である鴨田(=片岡鶴太郎)の不意の帰宅を皮切りに、次から次へと人が集まってくることに。娘とその婚約者を、束の間だけ騙せればよかったはずが、鏑木の嘘はどんどんと膨らみ、鴨田やその妻まち子(=鈴木杏樹)ら、周囲の人間関係が複雑に絡み合っていく。鏑木はこのピンチを乗り切れることができるのか・・・?

舞台『罪のない嘘』~毎日がエープリルフール~は以下の日程で上演される。東京・大阪公演のチケット販売は12月14日(土)よりスタート。

【東京公演】2020年1月9日(木)~1月19日(日) ヒューリックホール東京
【大阪公演】1月23日(木)~1月25日(土) クールジャパンパーク大阪WWホール
【広島公演】2月18日(火) JMSアステールプラザ 大ホール
【福岡公演】2月20日(木) 福岡市民会館
【北九州公演】2月22日(土) 北九州芸術劇場 大ホール
【愛知公演】3月28日(土)・3月29日(日) ウインクあいち

【公式サイト】https://www.tsuminonaiuso.com/
【Twitter】@tsuminonai_uso

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次