三ツ矢雄二が立ち上げる“LGBT THEATER”第1弾に原田美枝子、大塚明夫、小野健斗ら

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2019年夏に、三ツ矢雄二がプロデュースするLGBT THEATER Vol.1『MOTHERS AND SONS~母と息子~』の上演が決定した。LGBT THEATERとは、40年に渡り年に最低一回はブロードウェイで舞台を観劇するという三ツ矢が、優れたLGBTの戯曲を紹介するユニット。出演者には、原田美枝子、大塚明夫、小野健斗、阿部カノンと中村琉葦(Wキャスト)が名を連ねた。

第1弾として上演する『MOTHERS AND SONS』は、テレンス・マクナリー原作で第68回トニー賞戯曲賞にもノミネートされた作品。ニューヨークに住む同性婚カップルのキャル(大塚)とウィル(小野)、キャルの元恋人の母・キャサリン(原田)の関係を通して、愛とは何か、会話から生まれる痛みなどを描く。

【あらすじ】
ニューヨーク・マンハッタンのセントラルパーク近くに住む、キャル(大塚)とウィル(小 野)の同性婚カップル。二人にはバド(阿部/中村 ※Wキャスト)という子どもいる。クリスマス前の冬の日、エイズで亡くなったキャルの元恋人アンドレの母、キャサリン(原田)がキャルに会いに来る。キャサリンは夫にも死なれ、一人息子のアンドレにも死なれ、一人っきりになっていた。
「息子はなぜエイズで亡くなったのか?なぜ自分は孤独で,あなたたちは幸せなのか?」
キャサリンはキャルを問い詰める――。

以下、プロデュースを務める三ツ矢のコメントを紹介。

◆三ツ矢雄二
ストレートプレイありコメディありミュージカルありと、LGBTを題材にした作品はたくさんありますが、第1弾はストレートプレイ『MOTHERS AND SONS』を上演します。日本でもゲイのキャラクターが出てくる作品は多々ありますが、だいたいがオネエキャラで、笑いを誘う役が多い気がします。本作品に出てくる同性婚をしているキャルとウィルはどこにでもいる普通の男性です。ニューヨークのゲイ・シーンがどれだけ進んでいるのかを、知ってもらいたい。そして、ゲイが普通になったことにより、傷つくストレートの人が現れたという逆転のドラマも感じてもらいたい。そんな思いで第1弾にこの作品を選びました。

LGBT THEATER Vol.1『MOTHERS AND SONS~母と息子~』は、7月26日(金)から8月4日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演される。

【公式HP】https://sunrisetokyo.com/detail/4655/
【ミツヤプロジェクト公式HP】http://www.mitsuya-project.jp/lgbt_theater.html
【Twitter】@LgbtTheater

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