V6坂本昌行、長野博、井ノ原快彦による『TTT』第2弾決定!脚本・演出は御徒町凧

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V6内ユニット・20th Century(トニセン)の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるTWENTIETH TRIANGLE TOUR(通称:TTT)第2弾が、2019年7月から9月にかけて3都市で上演されることが発表された。タイトルは『カノトイハナサガモノラ』。今回の脚本・演出は御徒町凧が手掛ける。

『TTT』とは、コンサートやトークショー、ミュージカルとも違う、まだ出会ったことのない、音楽と演劇が融合した“Playwith Music”=「新しい舞台のカタチ」を目指し、トニセンが創り上げる公演。2017年の第1弾『戸惑いの惑星』を上演している。

御徒町は、かねてからV6のみならず、井ノ原のソロ曲の作詞をするなど親交の深い仲。さらに、詩人として数多くの詩集を出すほか、森山直太朗のほとんどの作品の共作者として、これまで森山のライブステージや音楽劇場公演、自身の名義で上演した舞台などの作・構成・演出など、ライブ作品も数多く手がけてきた。

御徒町とトニセンは、すでに昨年の夏から繰り返しワークショップを行っており、本作のストーリーは御徒町の目線で深く追求されたトニセン3人のパーソナリティが盛り込まれたものになるという。楽曲はもちろんトニセンの曲をメインに新曲も書き下ろされるとのこと。

【あらすじ】
そこはとある空間。ライブハウスを想像させるような場所。
ソウル・ターミナルとも呼ばれているらしい。
そこへやってくる、サカモト、ナガノ、イノハラ。
他愛もない会話から見え隠れする、それぞれの過去・現在・未来、嘘・本当。
そこには常にメロディがあり、様々な想いを呼び起こしていく・・・。

発表にあたり、トニセンの3人と御徒町より以下のコメントが届いた。

◆坂本昌行
作・演出の御徒町くんとは、すでにワークショップを長期的にやっていますが、非常におもしろい体験をしています。そこで感じたものを舞台に載せてお届けできたら、ご覧になるお客様に不思議な体験をしていただけると思います。御徒町くんも「お客さんが観終わったあとにこれは芝居?それともライブだったの?と思うものにしたい」と言っていますし、演じる僕たちがお芝居ともフリートークともつかない中間にあるおもしろさを掴めたら、この作品で目指す場所に一歩でも近づけるのではないかと思っています。自由にやっているように見えて、実は緻密に作り込まれた、演劇の面白さや演じる人間の楽しさが詰まったものになると思いますし、ご覧になったお客様がどう解釈してくださるのかが楽しみですね。前回に引き続き、この作品も新たな挑戦の場所となるかもしれませんが、僕らがもがき苦しみ、そして楽しむ姿を共有していただけたら嬉しいです。

◆長野博
TTTは「こういうことをやってみたらおもしろいんじゃない?やってる!?」みたいな発想から始まったプロジェクト。ですが、1回目をやったからといって 2回目があるとは限らないですし、どの活動でも「また観たい」と求めてくださる方がいらっしゃるから、次の機会をいただけるのだと思っています。こうして 2回目ができるのは本当にありがたいことですね本稽古に入る前からワークショップをやっているのですが、3人でやるのは初めての経験なので、とても新鮮です。雑談から入り、雑談の内容までが脚本に反映されるのがおもしろくて。御徒町くんともいい距離感でやらせてもらっていると感じますし、内容的にはそういうところもおもしろい作品になると思います。ワークショップを通じて、やはりこの 3 人ならではの雰囲気があると思いましたし、きっとこの作品は特に僕らをご存知の方にもそうではない方にも、「こういう空気感の3人なんだね」と感じていただけるものになると思います。

◆井ノ原快彦
坂本くん、長野くんとは少年隊のバックのときからずっと一緒なので、揃って芝居をするのは恥ずかしいところもありますが(笑)。トニセン主演の『東京サンダンス』(2000年)のときから、芝居というよりも自然な感覚でやれますし、だからTTTを始めたのだとも思っています。御徒町くんは『東京サンダンス』で森山直太朗くんと一緒に出会って以来の仲。V6の歌詞を書いてもらったこともあって、共に挑戦してもらえると思い、作・演出と劇中オリジナル曲の作詞をお願いしました。TTTには「今、ここでしかできないものを」という思いがあるのですが、演劇には今までに誰かがやったことが絶対どこかに盛り込まれるもの。
それをどこまで意識しながら「今ここだけにしかないもの」を作れるか。それを劇場に足を運んでくださったお客様と一緒に作り上げたいと思いますし、ストレートプレイやミュージカルと同じように、一つの独立したジャンルとして観ていただけたらと思っています。

◆御徒町凧(脚本・演出)
今回の公演のオファーを受けた時、単純に嬉しかったです。幾度も重ねたワークショップを通して、3人の引き出しの多さに関心をしていて、すごく手応えを感じています。インタビューと称したミーティングで何度も対話させてもらい、3人が3人であるという宇宙を感じたことが脚本へもつながっています。トニセンの過去と未来と現在が、ただそこにあるような舞台です。ポケットを空にしてご来場ください。

TWENTIETH TRIANGLE TOUR vol.2『カノトイハナサガモノラ』は、以下の日程で上演される。チケットは、6月29日(土)より一般発売開始。

【東京公演】7月27日(土)~8月20日(火) 東京グローブ座
【北九州公演】8月30日(金)~9月1日(日) 北九州芸術劇場 大ホール
【大阪公演】9月7日(土)~9月10日(火) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

【公式HP】www.20th-ttt.com

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