草凪みずほの漫画を原作とする舞台『暁のヨナ~緋色の宿命編~』が、2018年11月に上演される。その制作発表が、10月23日(水)に東京都内にて行われ、生駒里奈、矢部昌暉(DISH//)、山本一慶、西川俊介、奥谷知弘(Candy Boy)、木津つばさ、樋口裕太、陳内将が登壇し、意気込みを語った。
「暁のヨナ」とは、謀反により父王を殺された王女ヨナが、流浪の身となりながらさまざまな人との出会いにより成長し、自身の運命に向き合っていく姿を描いた物語。本舞台は、何不自由なく育ってきたヨナが、幼馴染で護衛のハクや伝説の四龍の戦士たちと数々の試練を乗り越え、旅をするファンタジー・ロマンとなる。
主演を務めるのは“高華王国の姫・ヨナ”役の生駒、“専属護衛・ハク”役の矢部の二人。生駒は「初の女の子らしい役を演じるので、がんばりたいです。ヨナとハクの成長する姿をどう伝えられるか、考えていきたいです」、矢部は「殺陣が初挑戦となりますが、(ハクとしての)強いところを見せたいです」と語った。
さらに、四龍の一人で右手に龍の力を宿している“キジャ”役は山本、右脚に龍の力を宿している“ジェハ”役は西川、眼に龍の力を宿している“シンア”役は奥谷、体に龍の力を宿している“ゼノ”役は木津、城を追われた神官・イクスと共に暮らす少年“ユン”役は樋口、国王イルの兄の息子でヨナの従妹にあたる“スウォン”役は陳内が演じる。
役柄について、山本は「旅のムードメーカーとしての空気づくりをしていきたいです」、西川は「体が硬いので柔軟をしつつ、皆とコミュニケーションを取っていきたいと思います」とそれぞれ目標を掲げた。一方、奥谷はキャラクターの風貌に触れ「(役柄として)仮面を着けているので、アクションができるのか・・・」と心配し、笑いを誘っていた。
木津は、男性メンバーが殺陣に挑戦している姿を観ていたため、「一緒に殺陣をやりたいです」と笑顔でコメント。前作にも出演している樋口は「四龍の心をどう動かせるのか」と力強く語る場面も。
ほかのキャストとは違った側面から本舞台のことを考えていたという陳内は「舞台美術が美しいんです。儚さや、スピード感といった、アニメで観た感情をしっかりと舞台で表現したいと思います」と、思い入れを見せた。
今作を演じるにあたって「原作のおもしろさ、衝撃を、舞台でも感じてほしいです。観終わったあとに、良い時間だったなと思ってもらえる舞台にできたら」と生駒。矢部は「魅力的で個性的なキャラクターがたくさんいるので、絶対に楽しい舞台になります!」と自身が一番楽しみにしているようだった。
舞台『暁のヨナ~緋色の宿命編~』は、11月15日(木)から11月25日(日)、まで東京・EXシアター六本木(EX THEATER ROPPONGI)にて上演される。
【公式HP】http://yona-stage.jp/
(文・写真/オフィシャル提供、編集/エンタステージ編集部)