2018年6月から7月にかけて、松坂桃李が主演する舞台『マクガワン・トリロジー』の上演が決定した。本作は、アイルランドの作家シーマス・スキャンロンによって書かれ、2014年にアメリカ・ニューヨークの第1回アイルランド演劇祭にて上演され、複数の賞を受賞している。
描かれているのは、IRA(アイルランド共和軍)の殺人マシーンとして出世を果たすヴィクター・マクガワンの暴力性と悲哀に満ちた物語。「Trilogy(三部作)」というタイトルの通り、ヴィクターを中心とした3年に渡る歳月を、3つのパートでコメディタッチの悲劇として繰り広げる。
日本初演となる今回の演出を手掛けるのは、小川絵梨子。出演は、松坂のほか、浜中文一、趣里、小柳心、谷田歩、高橋惠子が名を連ねた。
『マクガワン・トリロジー』は、愛知公演を皮切りに、兵庫・東京にて上演される。日程の詳細は、以下のとおり。チケットは、4月15日(日)より一般発売開始。
【愛知公演】6月29日(金)~7月1日(日) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT主ホール
【兵庫公演】7月4日(水)~7月8日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【東京公演】7月13日(金)~7月29日(日) 世田谷パブリックシアター
【公式HP】http://www.mcgowantrilogy.com/