俳優・竹中直人と演出家・倉持裕がタッグを組んだ演劇ユニット「直人と倉持の会」。その新作舞台『磁場』が、2016年12月から上演されることが決定した。『鎌塚氏シリーズ』などのコメディー作品で知られる倉持だが、今作は、あるホテルの1室を舞台に、過剰な「期待」が生み出す恐怖をテーマに描く心理劇になるという。
キャストには、竹中直人、渡部豪太、長谷川朝晴、菅原永二、田口トモロヲら実力派俳優たちに加え、元宝塚宙組トップスターの大空祐飛が名を連ねる。この豪華メンバーが舞台上でどのように絡んでいくのか、公演を楽しみにしたい。
直人と倉持の会vol.2『磁場』は、12月11日(日)から12月25日(日)まで、東京・本多劇場にて上演される。このほか、大阪、島根、愛知、神奈川でも公演予定。
【あらすじ】
あるホテルの一室。売り出し中の若い作家が映画の脚本執筆のため、缶詰になっている。
映画の出資者である男は、彼に多大な「期待」を寄せる。
過剰な「期待」に応えようと奮闘する作家は、次第にその重圧に押しつぶされて―――。