2016年夏、加藤健一事務所による『SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD~ハリウッドでシェイクスピアを~』が、東京・本多劇場にて上演される。本作は、アメリカの劇作家 ケン・ラドウィッグが映画『真夏の夜の夢』の撮影現場(原作:W・シェイクスピア/製作:ワーナー・ブラザース)の撮影現場を描いたファンタジック・ラブ・コメディ。今回の上演が日本初上陸となる。
演出は、第17回と第23回読売演劇大賞で最優秀演出家賞を受賞した鵜山仁が手がける。出演者には、加藤健一、植本潤(花組芝居)、小宮孝泰、粟野史浩(文学座)、丸山厚人、奥村洋治(ワンツーワークス)、土屋良太、永岡卓也、加藤忍、日下由美、瀬戸早妃、新谷真弓(ナイロン100℃)と個性豊かな俳優たちが顔を揃えた。
【あらすじ】
「夏の夜の夢」(作:W.シェイクスピア)で3組の結婚式を祝福し、ぐったりと疲れ果てた妖精王オーベロン(加藤健一)と王に仕える妖精パック(加藤忍)は、アテネ近郊の魔法の森へ帰るいつもの呪文を唱えた・・・つもりが、辿り着いたのは1934年のハリウッド!?今まさに映画『真夏の夜の夢』の撮影が始まろうというスタジオだった。オーベロンとパックは、ひょんなことから本人役で映画に出演する事になってしまう。しかもオーベロンは、ハーミア役の新人女優オリヴィア(瀬戸)とたちまち恋に落ち、そこへライサンダー役のスター俳優ディック(丸山)が横恋慕して、まさかの三角関係に!
さらに“その花の汁が目にかかると、目覚めて最初に見たものに恋をする”というあの魔法の花まで登場。ハリウッドスターや映画界の大物たちを次々と巻き込んで、目も当てられない乱痴気騒ぎになってしまう!映画は本当に完成するのだろうか。そしてオーベロンの恋の行方は・・・?
加藤健一事務所 vol.97『SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD~ハリウッドでシェイクスピアを~』は、8月31日(水)から9月14日(水)まで東京・本多劇場にて上演される。チケットは、7月10日(日)より一般発売開始。