2016年7月1日(金)より東京・Zeppブルーシアター六本木にて、斬劇『戦国BASARA4 皇』本能寺の変が開幕した。本作は、CAPCOMの人気アクションゲームを原作とするシリーズで、2009年に初舞台化。今回から名称に“斬劇”と打ち出し、より一層の迫力と躍動感を追求するという。初日前には公開ゲネプロと舞台挨拶が行われ、W主演の伊達政宗役・塩野瑛久と真田幸村役・松村龍之介をはじめとした全15名の出演者、構成・演出・映像のヨリコジュン、企画・原作監修の小林裕幸(CAPCOM)が登壇した。
以下、出演者のコメントを紹介する。
◆塩野瑛久(伊達政宗役)
僕は『戦国BASARA』(シリーズへの出演)が2回目なんですけど、新しいメンバーとヨリコさん演出、映像も加わり、より一層エンターテインメントな作品になったんじゃないかなと思っています。がんばります!
◆松村龍之介(真田幸村役)
今回“斬劇”と銘打ちまして、新しい要素をたくさん詰め込んだ熱い舞台になっております。僕らは一生懸命やるだけですので、千秋楽までよろしくお願いいたします。
◆井上正大(片倉小十郎役)
片倉小十郎は伊達(正宗)さんに忠義を尽くすキャラクターなので、日々(塩野演じる)正宗様の背中を見てがんばってきました。皆さん、楽しんでいってください!
◆椎名鯛造(猿飛佐助役)
殺陣でドラマを見せられるように、がんばりたいと思います。千秋楽まで全力で走りきりたいと思います!
◆伊阪達也(前田慶次役)
慶次らしく明るく元気に、お客さんを笑顔いっぱいにしたいと思います!どうぞよろしくお願いいたします。
◆斉藤秀翼(島左近役)
千秋楽まで怪我のないよう、一丸となってやっていきたいと思います。
◆白又敦(長曾我部元親役)
衣裳がすごく派手で(自分を含め)肌を露出している方が何人かいらっしゃるんですけど、怪我をしたり風邪をひいたりしないように乗り越えていきたいと思います(笑)。そして今回、舞台『戦国BASARA』から斬劇『戦国BASARA』に(名称が)変わって、殺陣がどう変わったのか、芝居のシーンがどう変わったのかを楽しんでもらいながら、最後まで観ていただければと思います。
◆中山優貴【SOLIDEMO】(久彦・元親親衛隊役)
今回もしっかり兄貴をサポートして、戦国の世を駆け抜けたいと思います!
◆山口智也【SOLIDEMO】(武三・元親親衛隊役)
2回目の出演ができて、本当に嬉しく思っております。精一杯がんばります。
◆AKIRA(上杉謙信役)
約3年ぶりの『戦国BASARA』への出演ということで少し緊張していますけれども、最後までがんばりたいと思います。
◆護あさな(雑賀孫市役)
前回に引き続き、2回目(の出演)ですが、最後まで怪我なく終えたいと思います。
◆寿里(千利休役)
(自身の役に関する)演じ分けもさることながら、殺陣に芝居に、みんなで素敵な作品を作りたいと思います。
◆汐崎アイル(後藤又兵衛役)
みんなで声をかけ合って、気合を入れて最後まで駆け抜けます。楽しんで演じていけたらと思いますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします!
◆谷口賢志(明智光秀役)
個人的な話になりますが7年目の『戦国BASARA』、そして最後の『戦国BASARA』となりました。激しい舞台なので「毎回これが最後の公演だ」と思って望んできたんですが、いざ本当の最後になると、こみ上げるものがあるのかなと思いつつ・・・まったくこみ上げてきませんでした(笑)。本当に良いものを観せたい一心で稽古をしてきました。本能寺の変、明智光秀ということで、主役のつもりで魂込めて演じます。
◆唐橋充(織田信長役)
「どうなるんだ信長?!」というドラマ部分を、ヨリコさんとカンパニーの面々でふくよかに作ってきた次第でございます。ぜひ、注目して観ていただければと思います。
◆ヨリコジュン(構成・演出・映像)
『戦国BASARA』シリーズの演出は初めてになりますが、まったく新しいものを作るということではなく、世界観を崩さずにきちっと芝居を作りたいと思い、皆さんとディスカッションしながらここまでやってきました。千秋楽まで精進して、どんどん進化していきたいと思います。
◆小林裕幸【CAPCOM】(企画・原作監修)
新しく“斬劇”としての『戦国BASARA』が幕を開けるということで、私もすごく楽しみにしております。スタッフ、役者の力で素晴らしいものに仕上がっていると思います!
コメントにもあったが、今回で『戦国BASARA』シリーズを卒業する谷口。そこで、『戦国BASARA』がはじめて舞台化された2009年7月3日から7年後となる本公演の7月3日(日)12:30公演で、長年シリーズを支えてきた谷口の応援企画が予定されている。当日は、シリーズで谷口演じる役に関わりの深い宮下雄也(小早川秀秋役)も駆けつけるとのこと。劇場に足を運ぶ際は、ぜひ明智カラーである“紫のもの”を身につけていってほしい。
斬劇『戦国BASARA4 皇』本能寺の変は、7月1日(金)から7月10日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて、7月16日(土)から7月18日(月・祝)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。