橋本さとし&岸祐二がゴッホ兄弟に!韓国発ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』2016年9月日本版初演決定!

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“炎の画家”とも言われ、『星月夜』『ひまわり』『オーヴェルの教会』『自画像』など2,000点以上の絵画を残し、37歳の若さで自ら命を絶ったオランダ生まれの画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。彼を支え続けた弟テオと交わした約700通にもおよぶ書簡をベースに、ヴィンセントとテオの愛と葛藤の半生を描き出した2人芝居、韓国創作ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』が、満を持して日本に上陸する。

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2014年2月、ソウル・忠武(チュンム)アートホール中劇場で初演され、2015年6月・11月、2016年1月と再演を重ねた今作は、ヴィンセントとテオの書簡を軸に、数々の名画にまつわるエピソードも交えながら、彼らの波乱に満ちた半生を辿ってゆく。

ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』韓国版舞台写真

(韓国版の舞台写真)

2014年韓国大衆音楽賞で「今年の音楽人賞」を受賞した女性シンガーソングライターのソヌ・ジョンアが音楽を担当。更に、プロジェクション・マッピングを駆使した舞台美術も話題となった。ヴィンセントが各地を放浪し描き続けた絵画の数々が、舞台上に映写され舞台美術の一部となる。音楽と映像が生の芝居と効果的に融合し、観る者の感性を揺さぶる珠玉の作品である。

日本版初演のキャストには、ヴィンセント役に橋本さとし、テオ役に岸祐二という、ミュージカル界屈指の実力俳優がコンビを組む。更に、泉見洋平(ヴィンセント)、野島直人(ヴィンセント)、上山竜治(テオ)、入野自由(テオ)、の4名が出演。橋本&岸ヴァージョンに加え、泉見・野島、上山・入野がそれぞれペアを組む4つの多彩なヴァージョンが上演される。また、テオ役の俳優はテオ以外の劇中に登場する様々な人物も演じるという。組み合わせごとに、バリエーション豊かなヴィンセントとテオの物語が紡がれるに違いない。

上演台本・演出には河原雅彦。2015年演劇界の話題をさらった、歌謡ファンク『いやおうなしに』(パルコ劇場他)や、残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」(AiiA 2.5 Theater Tokyo)の演出を手掛けるなど、芝居と音楽を見事に融合させた演出で高い評価を得ている。また訳詞は森雪之丞。ミュージカル『シャーロック ホームズ』シリーズや、来年1月上演『フランケンシュタイン』などの訳詞も手がけ、ドラマティックな韓国ミュージカルの楽曲に馴染みの深い森による訳詞にも期待が募る。

ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』韓国版舞台写真_2

(韓国版の舞台写真)

以下、今回の日本初演に向けて寄せられたコメント。

橋本さとし(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ役)
「出演が決まった時はとても嬉しかったです。僕も俳優という総合芸術の中に身を置く者として、超有名なゴッホという芸術家を演じることは、光栄でもあり、プレッシャーも大きいです。
今まで舞台で、ジャン・バルジャンやシャーロック・ホームズなど、誰もが知る、皆さんが明確にイメージを持つ存在を演じることもありましたが、実在の人物を演じるのは、ほとんど初めてに近いと思います。
皆さんの中にもイメージがある人物だと思うので、自分なりに模索にしながら、誰が見ても、「ここにヴィンセント・ヴァン・ゴッホが立っている」という人物像を創り上げ、演じていきたいと思います。それは僕のチャレンジでもあるし、決意でもあるし、覚悟でもあります」

岸祐二(テオ役)
「お話を頂いた時から、これは間違いなく自分のミュージカル人生のターニングポイントになる作品に違いないと感じました。ある意味運命的な作品になるのではないかと思っています。二人芝居ということ、韓国ミュージカルであるということ、河原雅彦さんとご一緒すること含め、すべてが挑戦ですが、自分が育んだものをすべて出し尽くすためにこの作品に出会えたんだと思っています。それくらいの意気込みを持って挑みたいと思います」

河原雅彦(台本・演出)
「韓国で観させて頂いて、とても斬新な舞台で感銘を受けたので、日本人キャストならではの魅力や味を加味しながら、日本版のオリジナリティを出した良い舞台に仕上げたいと思います」

出演者はたった二人。様々な色彩を放つ役者たちの舞台は、そのバージョンの数だけ、違う魅力を堪能できる作品となるだろう。今後の詳細発表は、キューブ公式サイトで確認してほしい。

◆ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』
【公演日程】(予定)
<プレビュー公演> 2016年9月2日(金) かめありリリオホール
<本公演>     2016年9月7日(水)~24日(土) 新宿・紀伊國屋サザンシアター

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