2013年上演のWAHAHA本舗全体公演『ラスト』が、観客からの熱い声援を受け、『ラスト2 ～NEW HOPE 新たなる希望～』（以下、『ラスト2』）として続編の製作が決定した。2016年5月8日（日）の東京国際フォーラム・ホールCでの上演を皮切りに、全国各地で全25ステージ上演される。WAHAHA本舗オールスター久々の大集合に加え、新メンバーも加入する。とにかくパワフル、とにかくエネルギッシュ、なにが起きても笑いにしてしまうWAHAHA本舗が、製作発表の場も大爆笑の渦に巻き込んだ。
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2月4日（木）に行われた『ラスト2』の製作発表では、コスプレとプロレスのコラボレーションイベントを開催。「ワハハ本舗がプロレスに乱入？！『ワハハ本舗・大コスプロレス大会』」と題して、リング上のWAHAHA本舗メンバーたちが、コスプレ姿でネタバトルを繰り広げた。
司会・進行は、柴田理恵と久本雅美。アジャコングのプロレスアトラクションなどで会場が温まると、メンバー全15組が、舞台でセンターに立つ権利と豪華賞品を賭け、集まった観客たちの前でそれぞれの笑いを披露する。
リング上で対決するメンバーたちからは、京劇、ギャル、白塗りなどの各種コスプレが飛び出す。青鬼と赤鬼による豆まきや、イエスと仏陀のラップパフォーマンス、新人メンバーによるプロレスダンス、WAHAHA本舗おなじみの梅ちゃん（梅垣義明）の鼻から豆を飛ばすネタまで、盛りだくさんの15演目だ。大ベテランの安定のネタだけでなく、どんなに小さくスベったネタでも司会の二人が拾い上げ、さらなる笑いに変えていく。
ネタの披露が終わった後は各賞が発表され、堂々の一位に輝いたのは、チーム「森のクマさんズ」。メンバーは村井昭彦（ワハハ本舗経理部長）、菅原鷹志（ワハハ本舗振付）、シェフ米山（ワハハ本舗専属シェフ）という本気の素人トリオだ。練習を重ねたわりにはド下手な歌と、その歌にまったく合っていない美しいダンスで会場を大爆笑の渦に巻き込んだ。この優勝により、次回公演『ラスト２』のどこかでセンターを務める権利を得た彼ら、本番では期待大の演目である。
最後にこの大コスプロレス大会を振り返った久本は、「いや～、意外にみんなしっかりしたネタを披露したね！」とイベントを締めた。
その後の囲み取材で、柴田はWAHAHA本舗が長く愛され続けてきた秘訣を「お互いにお互いを楽しむこと」だと語る。公演については「大人から小さいお子さんまで楽しめる舞台です」と柴田が紹介するが、すかさず久本が「小さいお子さんは怖いかもな」とツッコみ、ここでも報道陣を笑わせていた。
構成・演出の喰始（たべはじめ）は「『ラスト2』はすべて新ネタです！ここで披露されたネタもレベルアップしてどこかで使いたい」と構想を語った。制作発表時点で終始客席を沸かせる飛び道具の数々、本番は相当な爆笑を期待せずにはいられない。
WAHAHA本舗全体公演『ラスト2 ～NEW HOPE 新たなる希望～』は、2016年5月8日（日）から15日（日）まで東京国際フォーラム・ホールCにて。その後、全国15ヶ所で上演される。
