2015年12月17日（木）、東京・シアタークリエにてミュージカル『ドッグファイト』が開幕した。当日には記者会見が開かれ、主演の屋良朝幸（エディ役）をはじめ、ラフルアー宮澤エマ（ローズ役）、中河内雅貴（ボーランド役）、矢崎広（バーンスタイン役）、保坂知寿（マーシー役）の5名が登壇。上演を目前に控え、意気込みを語った。
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本作で、海外作品としては初の単独主演を務める屋良は「大阪公演をやっていたせいか、すごくリラックスしてできた」と、会見前に行われた公開ゲネプロを振り返った。「歌もすごくパワフルだし、日本初上演でダンスも付けたので、そちらでも男の友情や強さが見えているかなと思います」と、東京公演を迎えた心境を語った。
屋良とはミュージカル『道化の瞳』で共演経験を持つ中河内。「座長の背中をしっかりサポートできるように。屋良さんが出ていないシーンでも、僕が出て引っ張っていこうと思います」と意気込みを語り、「僕達もエンジョイ出来ているので、お客さんにも楽しんでもらえると思います」と自信を滲ませた。
一方の矢崎は本作が屋良との初共演となる。大阪公演を振り返り、自身のキャラクターが東京でも受け入れられるか不安な心境を心境を語ったものの、「そこも（屋良、中河内の）二人に支えてもらって」とお互いに信頼している様子。
2015年2月に上演された『Endless SHOCK』での屋良との共演に触れ「『Endless SHOCK』の時もすごくお世話になって。芝居の面でも掛け合いが楽しかった」と語った宮澤。自身の役どころについては「私の演じるローズはいろいろな女性を代弁する役だと思うので、そこに感情移入して見て頂ければと思います！」とコメントした。
会見の最後、屋良から本作の見どころが語られ、「エンターテインメントな作品の中に、“戦争”という歴史のある話が盛り込まれていて考えさせられる作品になっているので、楽しみにして頂ければと思います」と締めくくった。
2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化され、ついに日本初上陸を果たした注目のミュージカル『ドッグファイト』は、2015年12月30日（水）までシアタークリエにて上演。その後、2016年1月7日(木)、8日(金)に東海市芸術劇場 大ホールにて愛知公演が行われる。
