2016年2016年2月18日(木)より、東京・新国立劇場 小劇場にて『僕のリヴァ・る』が上演される。何かを分かち合うことは“損をする”という、個人主義の考えが増えているこの現代。誰かと分かち合える事の大切さ、必要さ、そしてそれだけではない不条理な人間関係を、兄弟間の感情を通してオムニバス形式で描く。
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台本・演出には、『ディファイルド』、『ファントム』などの翻訳劇や音楽作品はもとより、『LYNX』、『MYTH』、『HYMNS』などオリジナル作品でも高い評価を得ている鈴木勝秀を迎え、新国立劇場の機構を活かしたセンターステージを使い濃密な演劇空間を創出する。
出演は、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン・白石蔵之介役で人気を博し、『武士白虎もののふ白き虎』(2015年)で主演を務めた安西慎太郎、舞台『弱虫べダル』シリーズ、『最遊記歌劇伝』シリーズ、来年1月には主演舞台『ノラガミ』を控える鈴木拡樹という若手注目株の二人に加え、小林且弥、山下裕子という実力派の二人が決定。
「兄弟」とは一体何なのか・・・。“兄”と“弟”とは、競い合う“ライバル”であり、分かち合う“仲間”。男同士の割り切れない思いがぶつかり合い、そして無意識に“信じ合う”ことが出来る一番はじめの存在が恐らく、「兄弟」。それが“依存”となれば憎しみが生まれ、“共存”出来れば2倍の喜びともなり得るだろう。善くも悪くも、かけがえの無い”存在―。鈴木勝秀が紡ぐ、3つの兄弟の様々な感情の物語。『僕のリヴァ・る』は、2016年2月18日(木)から2月21日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演される。