演出家・宮本亜門の最新作『SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う』が、2015年12月5日(土)より東京・新国立劇場 中劇場にて開幕することは、先日当サイトでもお伝えしたとおり。さらに今回、“ダンスと音楽とテクノロジーが融合するまったく新しいエンターテインメント”を謳う本作になくてはならないキャスト「謎の男ミスター X」として、日本音楽界のトップアーティスト・KREVA(クレバ)が出演することが決定した。
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すでに発表された出演メンバーだけでも、世界的ダンスアーティスト集団「WRECKING CREW ORCHESTRA」(レッキン・クルー・オーケストラ)や、「w-inds.」千葉涼平、「Lead」古屋敬多、そして仲宗根梨乃など、国内トップダンサーの共演として大きな話題となっている本作。
今回、参加が発表されたKREVAは、音楽分野での目覚ましい活躍もさることながら、「IN THE HEIGHTS」(グラミー賞ミュージカルアルバム賞受賞作品)の全編ラップ翻訳、2011年には、史上初のHIP HOP音楽劇「KREVAの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない』」(2014年再演)で音楽監督、特別出演を果たすなど、演劇界においても新しいカタチを提唱しているマルチエンターテイナーだ。自身の活動の幅を広げ続けるKREVAの参加は、本作にどのような影響をもたらすのか。その完成した姿にますますの期待がかかる。
また、本作で初めてタッグを組む宮本、YOKOI(WRECKING CREW ORCHESTRA)の演出家二人、そしてKREVAから、本作へ向けたコメントが到着したので紹介しよう。
宮本亜門(構成・演出)
「ストリートダンス×ラップ×ドラマ=スパークエンタメ。新たなケミストリーでニートもオタクも大活躍。社会の負け犬たちこそがヒーロー。その瞬間、見て下さい!」
YOKOI(振付演出)
「宮本亜門さんと共に作品を創りあげられることに喜びを感じると同時にストリートダンサーとしての責任も感じます。キャストにも多彩な個性が集まったので、コラボレーションがとても楽しみです。今までに誰も体験したことのないステージを実現させ、劇場で空間を共有するすべての人に驚きを与えたいと思っています」
KREVA
「表でも裏でも存在感を発揮できるように頑張りたいと思います!」
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演劇、ダンス、音楽、それぞれの分野から国内最高峰の才能が結集した『SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う』は、2015年12月5日(土)~12/15(火)まで、新国立劇場 中劇場にて東京公演を行い、その後、2016/1/7(木)~1/11(月・祝)まで、シアターBRAVA!にて大阪公演が行われる。