サイコ・サスペンスドラマ『ザ・フォロイング』で主役を演じ、『告発』や『激流』といった傑作映画に出演しているケヴィン・ベーコン。幅広い演技で、堅実な捜査官役から悪役までこなす彼が、舞台『裏窓』に出演決定したことが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
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コーネル・ウールリッチの短編小説「裏窓」は、1954年に、アルフレッド・ヒッチコック監督により映画化もされている作品だ。足を骨折して車椅子生活を余儀なくされたカメラマンのジェフは、退屈しのぎで裏窓から覗いて隣人を観察していた。ある日、セールスマンの夫ラースと激しい口論をしていた病気の妻の姿が見えなくなったことに気付いたジェフは、恋人リザと看護人ステラの協力を経て、ラースの調査を開始するのだが…というストーリー。
ケヴィンは、1983年に舞台『スラブ・ボーイズ』でブロードウェイデビューを飾り、2002年に一人劇『An Almost Holy Picture』にて、約20年ぶりにブロードウェイに復帰している。『紳士のための愛と殺人の手引き』の演出で、2014年トニー賞ミュージカル部門演出賞を受賞したダルコ・トレズニヤックが手掛ける『裏窓』は、コネチカット州ハートフォードの劇場にて、10月22日(木)からプレビュー公演が開始。10月30日(金)より開幕する本公演は、11月15日(日)まで上演される予定だ。ハートフォードでの公演後、本作がブロードウェイへ舞台が移行するかどうかは未定だが、同サイトはその可能性もあるとしている。