ダンテ、伊達政宗が悪魔相手に大暴れ!舞台『戦国BASARA vs Devil May Cry』開幕

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すでに9度の舞台を上演し、大好評を収めている大人気舞台『戦国BASARA』と、今回初舞台化となった人気ゲーム『Devil May Cry』がコラボした舞台『戦国BASARA vs Devil May Cry』。2015年8月20日(木)、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕となるこの話題作の公開舞台稽古が、同日、同会場にて行われた。一般のオーディエンスも大勢駆けつけ、本番さながらの舞台稽古となった。

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物語は、ダンテ(鈴木拡樹)が経営する店「Devil May Cry」に1本の電話がかかってくるところから始まる。「間違い電話だ」というダンテに対し、「シックスって何だろう」と気がかりな様子のトリッシュ(階戸瑠李)。そこに登場したレディ(柴小聖)から「シックスという“悪魔”が遺跡に現れた」という情報を聞いたダンテたちは、「シックス」を倒すべく、謎の遺跡がある「日ノ国」へと出発する。

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その頃、戦国BASARAの世界「日ノ国」では、伊達政宗(山口大地)、真田幸村(松村龍之介)、前田慶次(伊阪達也)が、魔王・織田信長の住む尾張の様子がおかしいことを心配していた。3人は状況を確認すべく、信長の住む安土城へと向かうが、悪魔に取り憑かれた明智光秀(谷口賢志)率いる軍団に足止めを食らう。そこには謎の剣士・黒騎士(吉田友一)の姿があり、圧倒的な強さに完敗を喫してしまう。目的が一つとなった3人は同盟を組み、悪魔となった信長を倒すべく立ち上がる。

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物語の冒頭で明らかとなるダンテ、トリッシュ、レディのビジュアルは原作を忠実に再現されており、原作監修・小林裕幸曰く「ゲームシリーズで言うところの『4』の衣装を再現」したとのこと。また、ダンテの家でありオフィスともなっている「Devil May Cry」も、テーブルや椅子などの家具から雰囲気まで、もともと実写作品なのではないかと錯覚するほどの完成度の高さだった。

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本作は、独眼竜・伊達が6本の刀を抜いて戦うシーンや、真田幸村が武器・天覇絶槍を振り回すシーンなど、戦国BASARAの特徴でもある戦闘シーンに加え、ダンテが剣(リベリオン)や銃(エボニ―&アイボリー)を使い、敵をなぎ倒していくシーンや、第1幕中盤で登場するダンテの兄・バージル(南羽翔平)の武器・閻魔刀(ヤマト)で斬撃するシーンなど見所満載で、初舞台化とは思えないほどのアクションを披露していた。

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公開舞台稽古前には舞台挨拶も行われ、今年で10周年を迎える『戦国BASARA』と、来年15周年を迎える『Devil May Cry』を盛り上げるべく、「夏にちなみ“お祭り騒ぎ”にする」と鈴木が意気込みを語り、「ここにしかない物語がここに出来た。ぜひそれを劇場で目撃してほしい」と山口が呼びかけた。2人の主人公が織りなす“歴史”となるストーリーを見逃すな!

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舞台『戦国BASARA vs Devil May Cry』は、2015年8月20日(木)~8月30日(日)まで、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演される。

(写真:引地信彦)

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