2015年10月22日(木)より東京・サンシャイン劇場にて開幕するDステ17th『夕陽伝』。舞台やドラマ、映画で活躍中の瀬戸康史の3年半ぶりのDステ出演、関西版D-BOYS・劇団Patchにて、同一脚本を元にPatch stage vol.7『幽悲伝』として連鎖上演が決定するなど、話題が尽きない本作の第二弾ビジュアルが公開された。
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『夕陽伝』は、日本神話・古事記の世界を舞台に生と愛と死を描いた青春群像劇。関西を中心に人気を博し、劇団エンタメ演劇の旗手として注目される末満健一が書き下ろした作品。演出は、つかこうへい作品のプロデュース・演出をはじめ、劇団EXILEや明治座公演など数多くの公演を成功へと導いてきた演出家・岡村俊一が手掛ける。
第二弾ビジュアルと共に、瀬戸、末満、岡村から新着コメントが届いたのでご紹介しよう。
■瀬戸康史(主演)
人が人を想うからこそ崩れていってしまう儚く、切ない物語。今作は言葉や殺陣などを通して、登場人物達の心の叫びを感じる作品です。
幻想世界やそれぞれの想いが投影された殺陣、恋愛などのエンターテインメント要素を、岡村さんがどのように演出されるのか楽しみですし、『逃れられない運命を受け入れて、それでも生きていきますか?』と、脚本の末満さんからは問われている気がします。
作品に込められたメッセージ、そして舞台だからこそ感じられる、僕らの汗や息づかい、匂いを感じにいらして下さい。
■末満健一(脚本)
僕が十~二十代の頃、「未来」というものは今よりもう少し明るいものであったように記憶しています。
今の若い人たちには、「未来」はどのように見えているのでしょうか。
この芝居をつくりながら、どこかでそんなことを瀬戸君に聞いてみたい。
あくまで直感ですが、瀬戸君からは思いもよらぬ言葉が聞けるのではないでしょうか。
『夕陽伝』は過去から未来へと問いかける物語です。
僕は瀬戸君やこの作品に関わる若いみんなに、物語を通じて問いかけたいと思います。
■岡村俊一(演出)
瀬戸くんは、テレビドラマなどで見せる繊細な二枚目の印象が強いが、今回の夕陽伝では、激しさや怒りを前面に出した主人公を演じてもらおうと思う。一皮剥けたNEW瀬戸康史に御期待ください。
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俳優デビューして10年となる節目の年を締めくくる、瀬戸の渾身の演技にぜひ注目を!
Dステ17th『夕陽伝』は10月22日(木)~11月1日(日)東京・サンシャイン劇場にて、11月21日(土)~22日(日) 大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演予定。チケットは8月8日(土)より好評発売中。