2015年8月8日(土)、東京・四季劇場[秋]において劇団四季ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の最終舞台稽古の様子が公開された。東京公演は、2013年以来、約2年ぶりの再演となる。開幕を翌日に控えた劇場では、本番同様に緊張感溢れた稽古が進行。舞台全体の最終チェックが入念に行われた。
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本作は、ミュージカル音楽の巨匠、ロジャース&ハマースタインの作曲・作詞コンビによる世界的名作。第二次大戦中、ナチス占領下のオーストリアで、人々を励まし続けたトラップファミリー合唱団の実話に基づき、創作された。1959年初演以来、世界各国で上演され続け、また1965年に製作された映画も大ヒット。今や“名作ミュージカル”として不動の地位を確立している。
また、四季が上演しているのは、2006年にアンドリュー・ロイド=ウェバー(『キャッツ』、『オペラ座の怪人』)がプロデュースしたバージョンであり、四季とロイド=ウェバーの確かな絆が、作品本来の魅力を存分に引き出していると各地(東京/大阪/福岡/名古屋 総公演回数:918回)で高い評価を受けている。
マリア役の江畑晶慧は、「わたしが歌う楽しさを知ったのは、子どもの頃に母と通った教会でした。『サウンド・オブ・ミュージック』のマリアを演じていると、その原点に立ち返るような心情になります。家族の絆、生きる喜び、平和への祈り、そして感謝の気持ちを込めて、精一杯、舞台を務めさせていただきます。」とコメントしている。
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