1920年代の禁酒法時代を舞台にしたドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街 』でネルソン・ヴァン・オルデン役を演じたマイケル・シャノン。彼が、ブロードウェイの舞台『夜への長い旅路』で、ジェシカ・ラングと共演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
関連記事:『夜への長い旅路』麻実れい、田中圭、満島真之介、益岡徹インタビュー!「作品にパワーを与えるのはお客様。濃密な家族のドラマをぜひ観に来てください」
『夜への長い旅路』は、アメリカ近代演劇を代表する劇作家ユージーン・オニールが、自身の荒んだ家族関係を描いた自伝劇。落ちぶれた俳優の父ジェイムスと麻薬中毒の母メアリー、そして酒に溺れた長男ジェイミーと肺結核に冒された次男エドモンドという、四人家族の複雑な関係が描かれる作品だ。マイケルはジェイミー役を演じるとのことで、メアリー役のジェシカとは、母と息子という役どころで同じ舞台を踏むことになる。そして、父のジェイムスにはガブリエル・バーン(『ユージュアル・サスペクツ』)が、オニール自身をモデルにしたエドモンド役には、ジョン・ギャラガー・Jr(『ニュースルーム』)がキャスティングされており、これで主要人物を演じる俳優が全員揃ったことになる。
映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』の演技でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマイケルは、ブロードウェイで喜劇『Grace』の舞台を踏み、オフブロードウェイでは『Mistakes Were Made』や『Uncle Vanya』といった作品に出演している。
ジョナサン・ケントが演出する『夜への長い旅路』は、アメリカン・エアライン・シアターにて、2016年3月31日(木)からプレビュー公演が開始。4月19日(火)から始まる本公演は、6月26日(日)まで上演される。