『ゴッドファーザー』シリーズや『スカーフェイス』といった名作映画で主演し、アメリカを代表する俳優としての地位を築いたアル・パチーノ。現代アメリカ演劇界を代表する劇作家の一人、デヴィッド・マメットによる舞台『China Doll』で、アルがブロードウェイに戻ってくることが明らかとなった。
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米BROADWAY.COMによると、『China Doll』の主人公は大富豪のミッキー・ロス。若い女性と婚約した彼は、彼女に飛行機を購入してプレゼントすることに。仕事のリタイアを考えていたミッキーは、今後のビジネスを任せられる若きアシスタントを育てているところだった。そして、ミッキーが最後にビジネスに関する電話をかけた時、ある出来事が起こった…。
2012年に出演した舞台『摩天楼を夢見て』から3年、再びブロードウェイに戻ってくることとなったアルが、『China Doll』出演についてインタビューに答えている。「登場人物は二人だけだから、今はそれに慣れている最中だ。ニューヨークに来るたびにボビー(ロバート・デニーロ)と会うんだけど、彼とよく一緒に過ごしているよ。ボビー・カナヴェイル(『アントマン』)ともよく会うし、彼らとの時間を楽しんでいる」と言うアルは、ニューヨークでもサポートしてくれる良き友人に囲まれているようだ。
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『China Doll』でアルと共演するのは、海外ドラマ『ドールハウス』でトファー・ブリンク役を演じたフラン・クランツ。パム・マッキノンが演出を手掛ける本作は、ジェラルド・シェーンフェルド劇場にて10月21日(水)にプレビュー公演が始まり、本公演は11月19日(木)に開幕する。