1981年に榊原郁恵主演で初演されて以来、夏の風物詩にもなっているブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。今年、35周年のアニバーサリーイヤーを迎える本作の製作発表記者会見が2015年6月17日(水)に東京都内で行われ、唯月ふうか、大貫勇輔、入来茉里、佐藤すみれ、白羽ゆり、演出・振付・上演台本を担当する玉野和紀が登壇した。
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2013年から9代目ピーターパンとして、公演を引っ張ってきた唯月は、「一年目や二年目は、自分がやらなきゃいけないことだけでいっぱいいっぱいでした。三年目なので、責任を持ってやりたいです。今年はみんなのヒーローになりたいと思っています」と目標を語る。一方、SKE48としても活躍する佐藤は、3年ぶりにウェンディを務める(Wキャスト)。佐藤は、「前回、演じた時は18歳でした。3年経って、すごく大人になったので、あのとき、難しいと思った感情も表現できたらいいなと思っています」と意気込んだ。
会見では35周年を記念して、35個の「公約」も発表された。公約には「スタッフに『アイムフライング』と声をかけると、素敵なお土産がもらえるよ!」「ピーターパンうちわを会場に持ってくるとオリジナルグッズがもらえるよ!」など、プレゼントに関する項目も多く、たくさんのグッズが手に入るチャンスなので、来場者は楽しみにしてもらいたい。
さらに、大貫フック船長が、今年は客席から登場するという公約も。大貫が「(舞台から)降りたいんですが、ビックリするんじゃないかな。泣いちゃう子もいるんじゃないですかね」と心配そうに話していると、その側から会見に来場していた子どもたちが泣き出してしまい、「ごめんね…」と大貫が謝る場面もあった。
また、会見には、ピーターパンを6年間演じた高畑充希もスペシャルゲストとして登場。唯月へのアドバイスを求められた高畑は「私が18歳の時と比べると、しっかりしすぎてて、だから、何の心配もしてないんです」とべた褒め。そして「頑張ろうって意識がすごいあるから、しんどい時はしんどいって言って、楽できる時は楽して」と、助言を送った。
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この日の会見では、唯月による「アイムフライング」、唯月、大貫、入来、佐藤、白羽による「いばろうぜプライズ スペシャルバージョン」も披露された。
ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、2015年7月20日(月・祝)~30日(木)に東京国際フォーラムにて、8月2日(日)に梅田芸術劇場にて上演。