アメリカでは、海外ドラマ『ザ・ホワイトハウス』『ハウス・オブ・カード 野望の階段』といった、ホワイトハウスを舞台にした作品が多く製作されている。演劇界でも大統領の替え玉を描いた映画『デーヴ』をミュージカル化する企画が進行中であることは、以前に当サイトでもお伝えしたとおり。そんななか、米国で最も人気が高かったと言われている、第42代アメリカ合衆国大統領ビル・クリントンをモデルにしたミュージカル『Clinton the Musical』が、オフブロードウェイで話題になっている。
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米BROADWAY.COMによると、二人のビル・クリントンが描かれる本作では、片方は健全で知的な“WJ”、もう一方は女好きで魅力的な“ビリー”と、性格が異なるキャラクターを二人の俳優が演じ分ける。そして、ビルを語るうえで欠かせない存在=彼の妻であり、前国務長官にして次期アメリカ大統領選候補者のヒラリーも登場する。ビル役にはトム・ガランティック(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)とデューク・ラフーン(『HOSTAGES ホステージ』)がキャスティングされており、ケリー・バトラー(『ホワイトカラー』)がヒラリー役を演じている。
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なお、2015年3月25日にプレビュー公演が始まり、4月9日(木)に開幕し人気を博している本作は、今年後半、キャストによるサウンドトラックをゴーストライト・レコードよりリリースすることも発表している。ダン・ネチェゲス演出による『Clinton the Musical』は、ニューワールド・ステージの第4劇場にで絶賛上演中。