市原隼人が熱演!武士道を貫くアツい男を描いた『最後のサムライ』

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2015年3月4日(水)から東京・天王洲 銀河劇場で上演中の舞台『最後のサムライ』の記者会見が、6日(金)、同劇場で行われた。登壇したのは、主演の市原隼人をはじめ、演出を手がけるイヴァン・キャブネットや共演の徳山秀典、阿久津愼太郎、辻本耕志(フラミンゴ)、久ヶ沢徹、岡本玲、ソニンら。作品や上演について意気込みを語った。

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本作は、実在した長岡藩の武士・河井継之助をモデルに、300年続いた徳川幕府が終わりを告げ明治維新の荒波が押しよせる激動の時代のなかで、最後まで武士道を貫こうとした男の人生を描いた作品だ。新しい時代の到来をいち早く察知した継之助は、画期的な改革で長岡藩を立て直し、また、西洋文化を取り入れて藩が生き残るための秘策を練る。一方、時代を動かそうとする新政府軍とそれにあらがおうとする旧幕府軍の間で、ついに戊辰戦争が起きてしまう。

5年ぶりの舞台出演となる市原は、本作が初主演となる。「役者にとって舞台というのは、役者のあり方を学ぶとても大切な場所だと思っています。舞台に上がれる喜び、楽しみ、ありがたさを感じながら、日々精進して千秋楽を迎えたいと思います」と気合いを見せ、終始表情を引き締めていた。また、役作りのため昨年末に新潟県長岡にある河井継之助記念館を訪れたことも明かし、「河合がどういう人物なのか、地元の人間にどういう風に見られていたのか、(長岡の)空気を吸いながら考えました」と語った。

継之助が仕える長岡藩主・牧野忠恭を演じる徳山秀典は、デビュー当時から知る市原について「(市原は)すごく真っ直ぐなイメージ。今回演じている河井継之助は変人にたとえられる人。継之助の性格が憑依していて、真っ直ぐを通り越して、『市原隼人は変人なんだな』と感じている」と、市原がすっかり役に入り込んでいることを認め、共演者らの笑いを誘った。

『最後のサムライ』

本作で初来日したイヴァンは、ブロードウェイで活躍する新進気鋭の演出家。「私が今までに手がけたどのカンパニーよりも、非常に勤勉に一生懸命やられる方たちだった。非常に才能のある役者さんが揃っていた」と、メンバーを絶賛した。

舞台『最後のサムライ』は、2015年3月15日まで、天王洲 銀河劇場で上演。

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