数々の名作を世に送り出してきたディズニーが製作する実写版『シンデレラ』で、主役シンデレラを演じるリリー・ジェームズ(『ダウントン・アビー』)と王子役に扮するリチャード・マッデン(『ゲーム・オブ・スローンズ』)。童話を大人のラブストーリーとしてよみがえらせた本作同様にロマンチックな舞台劇『ロミオとジュリエット』で、二人が再共演することが明らかとなった。
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ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台は、14世紀イタリアの都市ヴェローナ。モンタギュー家の一人息子ロミオは、敵対するキャピュレット家の一人娘ジュリエットに出会い、たちまち恋に落ちる。秘かに式を挙げた二人だったが、街で争いに巻き込まれ親友マーキュシオを殺されて逆上したロミオは、キャピュレット夫人の甥ディボルトを殺してしまう。追放されたロミオを救うべく、ジュリエットに助けを求められた修道僧ロレンスは、仮死状態になれる毒を使った方法で逃走を計画。だが、追放状態になっていたロミオに計画がうまく伝わらず、ジュリエットが死んだと思ったロミオは自殺。そして、仮死状態から目覚めたジュリエットもロミオの短剣で後を追う…。そのロマンチックながらも悲劇的なシーンは、あまりにも有名だ。
米BROADWAY.COMによると、リチャードは、2007年に英グローブ座で上演された『ロミオとジュリエット』でもロミオを演じたことがあり、演劇『カラムとセフィーの物語』でも舞台を踏んでいる。そしてリリーは、舞台『かもめ』『オセロ』に出演し、すでに二人ともシェイクスピア劇は経験済みだ。ロンドン・ウェストエンドのギャリック劇場で上演される『ロミオとジュリエット』は、10月より公演開始が予定されている。なお、実写版『シンデレラ』は、2015年4月25日(土)全国ロードショー。リリーとリチャードを今のうちにチェックしていただきたい!