クローン人間にまつわる恐るべき陰謀を描いた衝撃作『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』で主役を演じるタチアナ・マズラニーが、オフブロードウェイの舞台『The Way We Get By』の主役に決定したことは以前お伝えした。しかし、仕事の都合で降板することとなったタチアナの代打として、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』のコゼット役で知られるアマンダ・セイフライドが出演することが明らかとなった。
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米BROADWAY.COMによると、4月28日(火)からプレビュー公演が始まる『The Way We Get By』に出演するはずだったタチアナは、撮影スケジュールの都合で出演がキャンセルになったとのこと。本作の主人公は、結婚式のパーティーで出会い、酔っ払った挙句に一夜限りの関係を持ってしまったベスとダグ。魅力的で異性との出会いに苦労したことがない二人がバッタリ出会い、気まずい再会を果たす。しかし、関係を持ったことでお互いに興味を持ち始めた二人が、恋愛感情と性欲と葛藤しながら織りなすラブストーリーだ。
本作でオフブロードウェイデビューを飾るアマンダは、『レ・ミゼラブル』のほか映画『マンマ・ミーア』でもミュージカル映画に出演。『赤ずきん』や『ジュリエットからの手紙』といった話題作で、幅広い演技力を見せている。アマンダの相手役ダグには、報道現場を扱った社会派ドラマ『ニュースルーム』で、ドン役を演じたトーマス・サドスキーがキャスティングされている。
セカンド・ステージ・シアター製作でニール・ラビュートが演出する『The Way We Get By』は、トニー・カイザ劇場にて4月28日(火)からプレビュー公演が始まり、5月20(水)に開幕する本公演は6月14日(日)まで限定上演される。タチアナの降板は残念だが、アマンダのオフブロードウェイデビュー作の仕上がりに期待したい。